梁川駅 (山梨県)
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梁川駅(やながわえき)は、山梨県大月市梁川町綱の上にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)中央本線の駅である。
駅構造
島式ホーム1面2線を有する地上駅。ホームは嵩上げされていない。ホームの四方津方の端からのびる跨線橋が駅舎にそのままつながっている。
駅舎は木造で、内部には待合所、乗車駅証明書発行機および簡易Suica改札機とトイレがある。駅舎を出ると正面に自動券売機が一台設置された小屋があり、駅舎の脇には清涼飲料水の自動販売機がある。
当駅は無人駅で、大月駅が管理している。当駅で駅員に用事があるときはインターホンを使用するが、これには鳥沢駅員が応答する。ホームの幅が狭いため列車が通過する際は注意が必要である。
列車が到着する際に自動的に流れる駅の放送は下り列車が「大月方面行」、上り列車が「高尾方面行」という簡便なもので行先は放送されない。ただし特急列車および貨物列車が通過する際は「列車が通過いたします」と放送される。2013年5月6日に駅ノートが設置された。
のりば
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | テンプレート:Colorテンプレート:Color中央本線 | 下り | 大月・甲府・松本方面 |
2 | テンプレート:Colorテンプレート:Color中央本線 | 上り | 八王子・立川・新宿方面 |
利用状況
1日平均乗車人員は以下の通りとなっている。
- 237人(1998年度)
- 238人(1999年度)
- 225人(2000年度)
- 237人(2001年度)
- 273人(2002年度)
- 277人(2003年度)
- 274人(2004年度)
- 265人(2005年度)
- 252人(2006年度)
- 251人(2007年度)
- 243人(2008年度)
- 232人(2009年度)
- 227人(2010年度)
駅周辺
梁川駅は下に位置する国道20号より高いところに位置し、駅周辺は坂が多い地形となっている。住宅は国道20号よりさらに下に位置した箇所に多いが、駅の至近でもわずかに存在する。
バス
最寄り停留所は、国道20号線上にある梁川駅前となる。以下の路線が乗り入れ、富士急山梨バスにより運行されている[1]。
- 新倉行、富浜中学校行、猿橋駅行、大月駅行
歴史
- 1949年(昭和24年)4月1日 - 国有鉄道の駅として開業。旅客営業のみ。
- 1985年(昭和60年)3月1日 - 無人化。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、東日本旅客鉄道の駅となる。
- 1990年(平成2年)11月 - 過激派による放火により、駅舎が焼失。その後建て替えられ、現在の駅舎となる。
- 2001年(平成13年)11月18日 - ICカードSuica供用開始。
隣の駅
- 東日本旅客鉄道
- テンプレート:Colorテンプレート:Color中央本線
脚注
関連項目
外部リンク
- ↑ (山谷、新倉)~鳥沢駅~富浜中~大月駅時刻表、富士急山梨バス時刻表、2011年10月3日改正、2011年11月25日閲覧