月刊短波
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短波(たんぱ)とは、1976年に日本BCL連盟から創刊された月刊のBCL情報誌である。
備考
1976年1月よりPL教団の資金援助を受けて刊行。最初はミニコミ誌のように薄かったものが、読者層の拡大と共に厚くなり、1983年6月に廃刊される1年ほど前から再び薄くなり始めるなど、BCLの盛衰を如実に反映していた。
補足
- 同誌の同人である朝鮮半島専門のアジア放送研究会の山下透は、後年、朝鮮民主主義人民共和国の乱数放送に関する知識と経験を発揮し、北朝鮮による日本人拉致問題で一躍脚光を浴びた。
- インターネットや日本短波クラブの会誌「SW DX GUIDE」に掲載されている「月刊短波」は、雑誌の「月刊短波」とは無関係である。
- 読者投稿のコーナーに、学生時代のやくみつるが「はた山ハッチ」名義でイラストを投稿し、何度も掲載されたことがある。またアニメーターの長谷川眞也も中学生時代に実名で数々のイラストを投稿していた。
- 編集人代表は、御木貴日止、発行人は糸川英夫であった。