昭和会展
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昭和会展(しょうわかいてん)とは洋画家・日本画家・彫刻家の展覧会。40年以上の歴史を誇る推薦公募制のコンクールである。
概要
日動画廊が主催。賞はグランプリに当たる昭和会賞、他に東京海上日動賞、日動美術財団賞、優秀賞などがある。出品資格は、およそ50歳以下の若手作家を対象としており、2007年開催の第42回昭和会展では1961年(昭和36年)以降に出生の作家であった。しかし、2008年開催の第43回展からは、一気に年齢制限を下げ、絵画は35歳以下、彫刻は40歳以下となった。優れた洋画家・日本画家・彫刻家の発掘・育成を目指しており、かつての安井賞展とならんで新進気鋭の美術家の登竜門と呼ばれている。 展覧会前年の8月に選考会が行われ、招待作家が選出される。招待作家は翌年1月の展覧会までに規定のサイズの新作を制作し、発表する。