支釣込足
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支釣込足(ささえつりこみあし)は、柔道の投げ技。足技21本の一つに数えられている。
概要
右組みの場合、まず取手が前方に左足を一歩踏み込む。続いて右側にいる受手の方を向くように上体を捻り、同時に、釣り手を下に引いて受手の上体を崩す。そして体重の乗った受手の左足(足首ないし脛)に取手の右足の裏を当て、それを支点にして後方に振り投げる。
相手の動きに合わせる出足払や送足払と異なり、自ら積極的に技をかけてゆくことができる。動きも比較的小さいため、牽制や繋ぎ技にも用いることができるなど、汎用性が高い。
とりわけ小川直也は、支釣込足で相手を崩してから寝技に持ち込むパターンを非常に得意としていた。