後免町駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索

テンプレート:駅情報 後免町駅(ごめんまちえき)は、高知県南国市大埇甲にある、土佐電気鉄道後免線の電停、ならびに土佐くろしお鉄道阿佐線(ごめん・なはり線)のである。

土佐くろしお鉄道の駅番号は、GN39である。

歴史

  • 1924年(大正13年)12月8日 - 高知鉄道(後の土佐電気鉄道安芸線)の後免町駅開業。
  • 1925年(大正14年)2月21日 - 土佐電気(現・土佐電気鉄道)が後免東町通(現在の後免東町)から延伸開業。当初の名称は「後免町駅前」停留所。
  • 1941年(昭和16年)
    • 7月10日 - 会社合併により土佐電気の電停も高知鉄道の所有になる
    • 7月12日 - 高知鉄道の社名変更により土佐交通の駅及び電停となる
  • 1948年(昭和23年)6月3日 - 会社合併により土佐交通の駅が土佐電気鉄道の駅となる
  • 1954年(昭和29年)7月5日 - 土佐電気鉄道の高知市内 - 安芸線直通運転開始
  • 1974年(昭和49年)
  • 2002年(平成14年)7月1日 - 土佐くろしお鉄道阿佐線の後免町駅開業
  • 2004年(平成16年)7月4日 - 土佐くろしお鉄道後免町駅に「ありがとう駅」の愛称付与。

駅構造

土佐電気鉄道

テンプレート:駅情報 土佐くろしお鉄道の駅の南方にあり、相対式2面1線のホームを持つ。2つのホームが線路を挟む形となっており、線路から見て北側のホームが降車用、南側のホームが乗車用となっている。ホームの隣には窓口業務を行う後免出張所(バスグループ扱い)があり、コンビニエンスストアローソンが併設されていて待合室からも出入りができる。

かつて土佐電気鉄道安芸線につながっていた線路がなかばアスファルトに埋もれた形で一部残っていたが、新駅舎建設に伴い完全に撤去された。

後免東町停留場との間に留置線を有する後免車庫がある。2011年(平成23年)12月6日現在で14両が滞泊を行っているが、運行ダイヤの見直しにより10両とする計画が提示されていた[1]

近年の鉄道要覧では、後免が平仮名表記の「ごめん町」と掲載される。

テンプレート:-

土佐くろしお鉄道

テンプレート:駅情報 安芸方面に向かって右側に1面1線のホームを持つ駅員無配置の高架駅ホームは線路から見て南側にある。駅舎は設置されていないが、地上とホームはエレベーターで往復可能。トイレもある。

イメージキャラクター

名称は「ごめん まちこさん」。赤い帽子・服・長靴姿で、緑の髪をもつ色白の女の子である。

なお、このキャラクターのモニュメントは土佐くろしお鉄道後免町駅の駅前広場に設置されている。

ファイル:Gomenmachiko.jpg

ありがとう駅

2004年、付近で幼少期を過ごし、ごめん・なはり線のイメージキャラクターをデザインした漫画家やなせたかしの発案により、「ありがとう駅」の愛称がつけられた。皆が素直に「ごめんなさい」「ありがとう」を言えるように、という願いを込めての命名である。7月4日、橋本高知県知事により、やなせたかし本人が書き下ろしたモニュメントの除幕式が行なわれた。 テンプレート:-

駅周辺

はらたいらと世界のオルゴールの館」(詳細は当該項参照)が近くにあったが、2004年12月30日に閉館した。現在は建物を取り壊されており、跡地がパークアンドライド用の駐車場となっている。

隣の駅

土佐電気鉄道
後免線
後免町駅 - 後免東町停留場
土佐くろしお鉄道
ごめん・なはり線(阿佐線)
快速
後免駅(GN40) - 後免町駅(GN39) - のいち駅(GN37)
普通
後免駅(GN40) - 後免町駅(GN39) - 立田駅(GN38)

かつて存在した路線

土佐電気鉄道
安芸線(1974年(昭和49年)4月1日廃止)
後免町駅 - 立田駅

脚注

テンプレート:脚注ヘルプ テンプレート:Reflist

関連項目

テンプレート:Sister

テンプレート:土佐電気鉄道後免線 テンプレート:土佐くろしお鉄道阿佐線 テンプレート:土佐電気鉄道安芸線

  1. テンプレート:Cite web