平野裕之
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平野 裕之(ひらの ひろゆき、1960年 - )は、日本の法学者。慶應義塾大学教授。専門は民法。
略歴
- 1981年 司法試験合格
- 1982年 明治大学法学部卒業
- 1984年 明治大学大学院法学研究科博士前期課程修了
- 1984年 明治大学法学部助手
- 1987年 明治大学法学部専任講師
- 1990年 明治大学法学部助教授
- 1995年 明治大学法学部教授
- 慶應義塾大学大学院法務研究科教授
活動
主な研究テーマは「債権者平等の原則を修正する法定の諸制度」について。
国家I種試験専門委員<専門試験(択一式)>、司法試験第二次試験考査委員(2005年 - 2006年)、新司法試験考査委員(2007年)を歴任。
著書
- 『製造物責任の理論と法解釈』(信山社、1990年)
- 『債権総論〔第2版補正版〕』(信山社 初版1994年)
- 『契約法〔第2版〕』(信山社、初版1996年)
- 『考える民法III債権総論』(辰巳法律研究所、1997年)
- 『物権法〔第2版〕』(弘文堂、初版1997年)
- 『考える民法IV債権各論』(辰巳法律研究所、1998年)
- 『基礎コース民法I総則・物権〔第3版〕』(新世社、初版1998年)
- 『考える民法II物権』(辰巳法律研究所、1998年)
- 『基礎コース民法II債権法[第2版]』(新世社、1999年)
- 『考える民法I民法総則』(辰巳法律研究所、1999年)
- 『民法入門』(新世社、2001年)
- 『民法総則』(日本評論社、2003年)