市川 雷藏(いちかわ らいぞう、新字体:雷蔵)は歌舞伎役者の名跡。屋号は、初代から四代目と六代目は柏屋、五代目は櫻屋、七代目は不詳、八代目は升田屋。定紋は三升の中に雷(みますの なかに いかづち)、替紋は棘牡丹(いばら ぼたん)。
- 二代目 市川雷蔵
- 初代の子、1754–78。早世。屋号は柏屋。
- 市川雛蔵 → 二代目代市川雷蔵
- 四代目 市川雷蔵
- 五代目市川團十郎の門人、生没年不詳。はじめ中山久吉の門下。屋号は柏屋。
- 中山金蔵 → 初代榊山金蔵 → 榊山四郎三郎 → 中山楯蔵 → 四代目市川雷蔵 → 二代目市川男女蔵(小谷屋)
- (市川雷蔵)
- 出自・生没年不詳。明治9年 (1878) 6月の絵本番付にその名がみえる。詳細不明。
- 襲名歴不詳
- 八代目 市川雷蔵
- 三代目市川壽海の養子、1931–69。実家は京都の商家。生後ほどなく実父の義兄・三代目市川九團次の養子となる。大看板・市川壽海の御曹司となり将来を嘱望されたが、映画界へ転身。大映専属の映画俳優として戦後昭和の日本映画を代表する大スターになるが、37歳の若さで病死。屋号は升田屋。
- 二代目市川莚蔵 → 八代目市川雷蔵
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