屋島ドライブウェイ
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テンプレート:Infobox road テンプレート:Infobox 屋島ドライブウェイ(やしまドライブウェイ)は、香川県高松市にある自動車道における有料道路。1961年に供用開始され、屋島山上へのアクセスルートとなっている。また、屋島ドライブウェイ株式会社は、これを運営する企業で、高松琴平電気鉄道(ことでん)の完全子会社である。
通行料金
- 乗用車・貨物車(普通・軽・小型) - 610円
- マイクロバス・路線バス - 1,530円
- 上記以外のバス・大型貨物車 - 2,450円
- 二輪自動車 (125ccを超えるもの)- 430円
- この道路には「片道料金」は存在せず、全て往復料金である。これは、屋島山上へ自動車でアクセスできる道路が他に無く、この道路を車で登れば必ずこの道路を使って下りなければならないため。(山上の駐車場については無料)
- 車種区分に路線バスがあるが、これはかつて高松築港駅から屋島山上行のバスが出ていたためである。2006年12月23日の新屋島水族館開館に併せて、土曜・休日に限り琴電屋島駅からのシャトルバスが運行されることとなり(2007年4月1日より毎日運行、JR屋島駅まで延伸)、本道路を通る路線バスが復活することとなった。
通行方法
特記事項
- 本道路は歩行者通行禁止だが、途中、一般の歩行者用登山道との平面交差が数ヶ所あり、山上にある屋島寺(第八十四番札所)を参拝するお遍路さんなどがよく利用する。非常に危険なので絶対にスピードを出しすぎないこと。(制限速度は40km/h)
- 通常期の営業時間は6:30-22:00。正月など通行車両が増えるシーズンを除き、この他の時間帯は料金所が閉鎖され通行できないため、この屋島ドライブウェイから出場できなくなるので注意すること。(屋島山上には旅館もある)
- 実際には上り坂なのに目の錯覚で下り坂に見えるという、ミステリーゾーンがある[1]。これらは「屋島ミステリー坂」や「おばけ坂」「幽霊坂」と呼ばれている。専門的にはこの現象を「縦断勾配錯視」という。また、展望性が優れている道でもある
- 映画「世界の中心で、愛をさけぶ」のロケ地である高松市庵治地区(旧・木田郡庵治町)を臨む展望台がある。
- 通行料金に総排気量125cc以下の二輪車(道路運送車両法上の原付)に該当する軽車両の車種区別はなく、通行もできない。
- 屋島山上のレストランと土産物屋は、屋島ドライブウェイ直営である。
脚注
関連項目
- 四国地方の道路一覧
- 日本の一般有料道路一覧
- 四国村 - 近隣に所在の観光施設