宝塚ガーデンフィールズ
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宝塚ガーデンフィールズ(たからづかガーデンフィールズ)は、兵庫県宝塚市に2003年から2013年まで存在した阪急電鉄所有の公園である。
宝塚ファミリーランドを2003年(平成15年)4月に閉鎖し、その跡地の一部を緑やペットと共に生活するスタイルをコンセプトに挙げて再開発し、同年9月26日に開業した公園である。手塚治虫記念館に隣接している。
しかし初年度から赤字続きで、2012年9月27日、翌2013年12月24日限りでの営業終了が当施設公式サイトで発表され、予定通り同日に営業終了となった。なお、園内にある旧宝塚歌劇記念館で営業していた中国料理レストラン「龍坊」は一足早く2013年4月10日限りで営業を終了している。
跡地利用については、以下のように予定されている。
- 手塚治虫記念館北側の約9200m2部分(宝塚ファミリーランド時代からの施設である温室などを利用した英国風庭園などがあったエリア)・・・宝塚市が購入し、活用策を検討した上で2016年度末に再オープンの計画[1][2]
- 旧宝塚歌劇記念館跡地・・・宝塚音楽学校や宝塚歌劇団の生徒寮「すみれ寮」を移転新築
- その他の部分・・・阪急電鉄による再開発
2014年2月現在、旧宝塚歌劇記念館などの解体作業が行われている。
周辺情報
- 宝塚大劇場・宝塚バウホール・宝塚音楽学校
- 宝塚市立手塚治虫記念館
- 宝塚ホテル - 大正15年築の近代建築
脚注
- ↑ 宝塚ガーデンフィールズ跡地、市が一部取得 阪急と合意 - 神戸新聞 2013年12月20日
- ↑ 宝塚ガーデンフィールズ跡地の活用について - 宝塚市 平成25年(2013年)10月