好中球アルカリホスファターゼ(こうちゅうきゅうアルカリホスファターゼ、Neutrophil alkaline phosphatase, NAP)は好中球が細菌などを貪食し殺菌する際に用いられる酵素である。
NAPスコアは特に慢性骨髄性白血病では異常低値を示し、診断に有用である。一般に好中球が増加した場合はNAPスコアは増加するので、診断的意味は少ないが低値の場合は診断的意義がある。