奈川村
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テンプレート:Infobox 奈川村(ながわむら)はかつて長野県の中西部に存在した村である。はじめは西筑摩郡(現在の木曽郡)、のちに南安曇郡に属した。2005年4月1日に松本市に編入された。なお、旧村域には市町村の合併の特例に関する法律(合併特例法)に基づく地域自治区が2015年3月31日を期限として設置された。
地理
岐阜県高山市、木曽への道と安曇への道を結ぶ掛け橋の位置にあり、重要な役目を果たしていた。
隣接していた自治体
行政
- 廃止時の村長:忠地義光(2004年11月4日就任)
歴史
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制の施行により、西筑摩郡奈川村が単独で自治体を形成。
- 1948年(昭和23年)6月1日 - 所属郡が南安曇郡に変更。
- 1983年(昭和58年)9月 - 台風10号による集中豪雨で大きな被害を受ける[1]。
- 2005年(平成17年)4月1日 - 松本市に編入。同日奈川村廃止。
名所・旧跡
その他
- 奈川村では近世まで、土葬が主流だった。現在、旧村の西部に土葬の墓がいくつか残っている。