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天皇親裁(てんのうしんさい)とは、天皇が政治に関する全ての決裁を行うべきだとする立場。憲法や議会に拘束された立憲君主制は、西ヨーロッパの制度であるとして排斥する。
かつて中国で、皇帝が失政を行った場合、皇帝をかばう立場の側近は、皇帝が悪いのではなく、皇帝を政治利用しようとした「君側の奸」が悪いとした。
天皇親裁を主張する立場でも、天皇主権の明治憲法下で軍国主義の道を歩んだのは、天皇が悪いのではなく、官僚機構や軍部・政党に巣食った「君側の奸」が悪いとした(皇道派)。
関連項目
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