大邱都市鉄道公社
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テンプレート:Infobox 大邱都市鉄道公社(テグとしてつどうこうしゃ)は、大韓民国大邱広域市達西区上仁1洞1000番地を本社所在地とする同国の公社。大邱広域市における地下鉄の運営・管理をおこなう。
沿革
前身は、大邱広域市地下鉄公社。2008年10月1日に、現在の社名に変更された。
- 1995年11月20日 - 大邱広域市地下鉄公社設立。
- 1998年9月28日 - 大邱広域市建設本部を合併吸収。
- 2003年2月18日 - 車両放火事件が発生。
- 2008年10月1日 - 社名を「大邱都市鉄道公社」に変更。
保有施設・装備
軌道
大邱都市鉄道1号線、大邱都市鉄道2号線を保有・運営している。このほか、3号線がモノレール方式で建設される予定である(2014年12月開業目標)。延長23.95kmで、大邱広域市北区の漆谷地区から南下し、2号線の新南駅など都心部の西側を通り、その後東側に進み明徳駅で1号線と接続し、寿城区の凡物地区までを結び30駅が設置される。
- 軌道と建築物
合計 | 1号線 | 2号線 | ||
---|---|---|---|---|
軌道 | 本線 (km) | 118.2 | 57.9 | 60.3 |
側線 (km) | 44.5 | 24.9 | 19.6 | |
車両基地 | 3 | 2 | 1 | |
建築物 | 駅舎(箇所) | 56 | 30 | 26 |
出入口(箇所) | 282 | 130 | 152 | |
換気口(箇所) | 407 | 212 | 195 |
車両
1号線では1997年の開通に合わせて韓国のRotem社で製造された1000系電車が使用されている。車体長18m4ドアの6両編成で、ワンマン運転を行なっている。
制御装置にドイツ・シーメンス社製のGTO式のVVVFインバータを使用している。
大邱地下鉄放火事件によって2編成が焼失、廃車となっている。
2号線では2000系電車が使用されている。