西宮市大谷記念美術館
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西宮市大谷記念美術館(にしのみやしおおたにきねんびじゅつかん)は兵庫県西宮市にある美術館である。1972年、実業家の大谷竹次郎(大谷米太郎弟)から寄贈されたフランスおよび日本の近代絵画を中心とするコレクションと邸宅を展示室として開館した。1977年に新館とアトリエが完成、1991年には大規模な増改築がなされ、現在の近代的な美術館になった。玄関正面の広いロビー一面の窓から日本庭園を眺めることができ、旧邸宅のエッセンスを残している。
毎年開催される「イタリア・ボローニャ国際絵本原画展」の会場としても知られる。ひょうごっ子ココロンカードの対象施設になっている。
主な施設
- 展示室Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、Ⅳ
- 常設展示室
- 和室「緑爽庵」
- ティーラウンジ「zip」
- アトリエ
- 講堂
- 回遊式日本庭園
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日本庭園より
- Otani memorial art museum nishinomiya city03.jpg
ロビー
主な所蔵品
- 小出楢重「帽子のある静物」(1923年)
- 梅原龍三郎「霧島(栄ノ尾」(1938年)
- 上村松園「秋の粧」(1936年)、「蛍」(1943年)
- 菱田春草「秋林遊鹿」(1909年)
- 元永定正「いつつかたちはあかのなか」(2002年)、「しろからだんだん」(2002年)
- 植松奎二「まちがってつかわれた机一浮」(1994年)
- 岡本太郎「午後の日」(1967年)
- ギュスターヴ・クールベ「眠る草刈り女」(1845年頃)
利用情報
- 開館時間 - 10:00から17:00まで
- 休館日 - 水曜(※水曜日が祝日の場合は開館、翌日休館)