大平面の小さな罪
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『大平面の小さな罪』(だいへいめんのちいさなつみ)は岡崎二郎による日本の漫画作品。『ビッグコミック増刊号』(小学館)において1994年8月8日号から1996年2月22日号まで連載された。単行本全1巻。エンターブレイン版のキャッチコピーは「これぞセンス・オブ・ワンダー」。
あらすじ
世界の全ての平面を管理する組織“平面管理委員会”の行動局員・セーナと、広告代理店に勤めているAD・宇田川の活躍を描く物語。
主な登場人物
- セーナ
- 平面管理委員会の行動局員だったが、宇田川と組んで広告会社を設立して大金を得て、私欲に走った行動が委員会に発覚して局員としての権利を剥奪された。その後は宇田川の家で暮らすことになる。浪費家で性悪。
- 宇田川
- 広告代理店のAD。セーナの能力を使い大儲けしたが、セーナの能力不正使用が発覚するとともに元の生活に戻った。
- ライオット
- 平面管理委員会の行動局局長。セーナの能力に一目置いていて、事件が発生した時にはセーナの協力を得ている。
- ミン
- 平面管理委員会の行動局員。画廊の店主池里に騙されて、絵の贋作と真作をすりかえる作業に協力してしまった。
- サミーラ
- 平面管理委員会の行動局員。金持ちの未来を治療する祈祷師として、詐欺師の片棒を担いだ。
- サキ
- 平面管理委員会の行動局員。八景湖の恐竜の存在を信じる小嶋親子のために、トリック無しの恐竜の写真を作った。
- リベリカ
- 平面管理委員会の行動局員。ギャンブラー桜竜二のために、トランプのカードを変化させるイカサマをした。
- メリック
- ライオットが更迭された後の行動局局長。行動局員イレウスとともに平面管理委員会を私物化しようとしている。
- イレウス
- 平面管理委員会の行動局員。メリックと共に平面管理委員会の私物化を企む。性格・能力ともセーナに近い。
書誌情報
岡崎二郎 『大平面の小さな罪』