大夜逃げ学

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大夜逃げ学(だいよにげがく)とは1998年から2003年12月までの間、大手金融業者の債権回収部門勤務という「取立人」と自称する人物が開設していたウェブサイトである。中心となっていたコンテンツは、日常業務の中で開設者が遭遇した事案を、法律知識の平易な解説を交えつつ、債権回収担当者としての視点から面白おかしく語ってゆく不定期連載であった。

従来、債務者の視点から、取立に追われ続ける苦しみや理不尽さ、債務整理の体験談を掲載したウェブサイトは多数存在したが、債権者側の視点から体験談を紹介するものは希であったうえ、開設者が司法書士の有資格者(ただし自称)であり幅広く正確な法的知識を背景として記述していたこともあって、一般市民から法律学者や法律実務家に至るまで幅広い人々からの注目を集めた。しかし、「大夜逃げ学」は2003年12月下旬ころに突然閉鎖された。その理由については、 2ちゃんねるのスレッドにおいて、推測や閉鎖のきっかけを作ったと自称する人物の書込みがなされている。

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