大原町 (千葉県)
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大原町(おおはらまち)は千葉県夷隅郡にあった町。イセエビの水揚げ量日本一を誇る。今日における勝浦市を含めた夷隅地域の実質的な中心地であった。町内にゲートボール場が多い。
2005年12月5日に夷隅町、岬町と合併し、いすみ市誕生に伴い消滅した。
目次
地理
千葉県の太平洋側にある町。太平洋に面した東側、外房線、国道128号線沿いに平地が広がるが、房総丘陵につながる西側には山林が広がる。
隣接していた自治体
歴史
沿革
- 1899年(明治32年)12月13日 - 大原駅が開業。
- 1953年(昭和28年)5月18日 - 国道128号が制定。
- 1955年(昭和30年)3月31日 - 大原町(旧)・東海村・東村・浪花村の大半(岩和田を除く)・布施村の一部(下布施と上布施の一部)が合併し、大原町が発足。
- 1988年(昭和63年)3月24日 - JR木原線がいすみ鉄道いすみ線に転換。
- 1993年(平成5年)4月1日 - 国道465号が制定。
- 2005年(平成17年)
行政区域変遷
- 変遷の年表
大原町町域の変遷(年表) | ||
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年 | 月日 | 旧大原町町域に関連する行政区域変遷 |
1889年(明治22年) | 4月1日 | 町村制施行に伴い、以下の村がそれぞれ発足。[1][2] |
1899年(明治32年) | 12月22日 | 中魚落村が町制施行・改称し大原町となる。 |
1955年(昭和30年) | 3月31日 | 大原町・東海村・東村・浪花村の大半(岩和田を除く)・布施村の一部(下布施と上布施の一部)が合併し、大原町が発足。 |
2005年(平成17年) | 12月5日 | 大原町は夷隅町・岬町と合併しいすみ市が発足。大原町は消滅。 |
- 変遷表
大原町町域の変遷表 | |||||||
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1868年 以前 |
明治22年 4月1日 |
明治22年 - 昭和19年 | 昭和20年 - 昭和64年 | 平成元年 - 現在 | 現在 | ||
中魚落郷 | 中魚落村 | 明治32年12月22日 大原町に町制改称 |
昭和30年3月31日 大原町 |
平成17年11月27日 いすみ市 |
いすみ市 | ||
山田村 | 東村 | 東村 | |||||
長志村 | |||||||
長志郷 | |||||||
沢部村 | |||||||
佐室村 | |||||||
高谷村 | |||||||
新田野村 | |||||||
下原村 | |||||||
細尾村 | |||||||
若山村 | 東海村 | 東海村 | |||||
新田村 | |||||||
深堀村 | |||||||
日在村 | |||||||
釈迦谷村 | |||||||
小池村 | 浪花村 の一部 |
浪花村の一部 | |||||
小沢村 | |||||||
岩船村 | |||||||
七本村 | 布施村 一部 |
布施村の一部 | |||||
実谷村 | |||||||
下布施村の一部 |
経済
姉妹・提携都市
地域
教育
小学校
- 大原町立
- 大原小学校
- 東海小学校
- 東小学校
- 浪花小学校
- 布施学校組合立布施小学校
- 所在地は御宿町上布施
中学校
- 大原町立大原中学校
高等学校
- 千葉県立大原高等学校
公共機関
- 大原警察署
- 千葉地方法務局大原出張所
- ハローワーク大原 (茂原公共職業安定所大原出張所)
- 夷隅地域整備センター(旧大原土木事務所)
- 南部漁港事務所大原支所
- 夷隅農林振興センター
交通
鉄道
大原駅から千葉駅までの所要時間は1時間程度で、電車による通勤者は決して少なくない。