変愚蛮怒
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テンプレート:Infobox 『変愚蛮怒』(へんぐばんど、Hengband)は、ローグライクゲームの一つ。Moria / Angband 系のバリアントであり、直接の派生元は ZAngband の日本語版。日本語版と英語版があり、フリーソフトウェアとして配布されている。
概要
このゲームの目的は、37種の種族・28種の職業・12種の性格(職業によってはこれらに加えて11種の魔法)を組み合わせて作ったキャラクタで、5つの町と19ヶ所のダンジョンを行き来しながら必要な能力と装備を蓄え、最終的に「混沌のサーペント」と呼ばれる大蛇を倒すことである。
旅の途中では、「ユニークモンスター」と呼ばれる強敵や、「アーティファクト」と呼ばれる強力なアイテムが登場する。
全体にネタに走った職業、ユニークモンスター、アーティファクトばかりが取りざたされがちだが、システム面では『ドラゴンクエスト』風のウインドウメニューの導入による操作面の簡便化を行ったり、広域マップを導入したりするなど注目すべき点が多い。
バリアント
変愚蛮怒から派生したバリアントには、『タクティクスオウガ』風のアレンジを施した TOband や、海外製のバリアントとして、全体的に難度を高め、アーティファクトやモンスターの追加・削除をおこなった Entroband がある。
『簡単愚蛮怒』というバリアントも存在するが、これは Zangband 2.4.0 からの派生であり、開発者が変愚蛮怒の開発メンバーの一人であるほかに直接の関係はなく、現在は名前を XAngband に改めている。