埼玉県立鴻巣高等学校
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埼玉県立鴻巣高等学校(さいたまけんりつ こうのすこうとうがっこう)は、埼玉県鴻巣市大間に位置する県立高等学校。略称「のす高」。
武陽実業学校と鴻巣高等女学校を前身として、戦後、新制埼玉県立鴻巣高等学校として設立された。後に埼玉県立鴻巣女子高等学校が分離独立する。男女共学校である。最寄り駅はJR高崎線鴻巣駅で、西口から徒歩約10分。
沿革
- 1916年5月4日 - 鴻巣高等女学校の前身である鴻巣裁縫専修所が設立
- 1918年11月15日 - 武陽実業学校の前身である私立武陽中学が設立
- 1919年
- 1923年12月27日 - 設立者が鴻巣町・田間宮村・馬室村・箕田村・常光村・笠原村・小谷村・吹上村(以上現鴻巣市)・石戸村・中丸村(以上現北本市)の10箇町村による鴻巣町外9箇村学校組合に移管され、組合立武陽実業学校と改称する。
- 1925年6月29日 - 私立裁縫女学校が組織変更により鴻巣町立鴻巣実修女学校に改められる。
- 1928年4月1日 - 鴻巣町立鴻巣実修女学校が鴻巣町立鴻巣実科高等女学校となる。
- 1940年11月25日 - 鴻巣町立鴻巣実科高等女学校の設置者が埼玉県に移管され埼玉県立鴻巣高等女学校となる。
- 1949年3月1日 - 武陽実業学校と鴻巣高等女学校が併合され、埼玉県立鴻巣高等学校が設立
- 1966年3月22日 - 東校舎が分離独立し、埼玉県立鴻巣女子高等学校となる。
- 2010年 - 鴻巣高校の定時制課程、埼玉県立吹上高等学校、埼玉県立熊谷女子高等学校の定時制課程、埼玉県立深谷商業高等学校の定時制課程が統合し、昼夜開講の定時制単位制高校「埼玉県立吹上秋桜高等学校」となる。所在地は現吹上高校で、校舎はある程度の新装が施され再利用される。
- 2013年 - 定時制閉過程。53年の歴史に幕。
教育組織
次の教育組織がある。
- 全日制の課程
- 普通科
3年生時、下記コースを選択することができる。
- 総合進学系コース
- 理系コース
- 文系コース
- 商業科
学校行事
特に変わりはない。
生徒会活動・部活動など
部活動は主に硬式テニス部、バトミントン部、陸上部が盛んである。
進路
- 平成18年度・19年度卒業生の大学進学率は、ともに約35%だった。
- 平成21年3月卒業生の現役大学進学先は、多い順に、城西大学18名、大東文化大学16名、東京国際大学9名、立正大学9名、聖学院大学9名などとなっている。
- 平成25年度の大学進学率は35%で、高校史上初となる東京工業大学への進学者も出た。
著名な出身者
芸能
スポーツ
- 三橋豊夫(元プロ野球選手)
- 小嶋正宣(元プロ野球選手)
- 進藤実(元プロ野球選手)
- 小野寺力(元プロ野球選手、進藤実の実弟)
- 新井翔太(元サッカー選手)
- 加藤千佳(女子サッカー選手、浦和レッドダイヤモンズ・レディース所属)