基礎
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
テンプレート:See Wiktionary 基礎 (きそ、テンプレート:En) は構造物からの力を地盤に伝達し、構造物を安全に支える機能をもつ構造である。下部構造(かぶこうぞう)とも呼ばれ、それに対して建築物本体を上部構造と呼ぶ。また、構造物の基礎を作る工事を基礎工事と呼ぶ。
基礎に求められる性能
これらを併せて許容耐力という。 テンプレート:Main2
基礎の形式
深い基礎
大きな建築物に用いられる
併用基礎
直接基礎
浅い基礎。地盤改良を伴う場合もある。
木構造に用いる基礎
木構造建築物、主に一般住宅程度のものに用いられる。地盤の補強と整地を兼ねた地業を行ない、その上に捨コンクリートをし、構造に適応する基礎が施工される。主に布基礎と独立基礎がある。
- 布基礎
- 土台を乗せることが多い。この場合、予めアンカーボルトを付属させておく必要がある。幅は12cm以上ある必要がある。
- 独立基礎
- 特に大きな荷重がかかる柱や束などの下に用いられることが多い。柱や床束の乗せられる束石、くつ石もその一種である。
これらは、地盤条件、構造物の性質、施工条件などを考慮に入れて、選択される。