国鉄NC1形コンテナ
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ファイル:NC1-879.jpg
JR貨物に譲渡後、廃棄されたNC1形
国鉄NC1形コンテナ(こくてつNC1がたコンテナ)は、日本通運が所有し、日本国有鉄道およびそれを継承した日本貨物鉄道(JR貨物)に籍を有した、側面2方開きの12ft有蓋コンテナ(私有コンテナ)である。後年、大部分がJR貨物に譲渡された。用途廃止が進み、2007年4月1日現在、使用されているものは1個のみとなっている。
番台毎の概要
0番台
- 1 - 250
- 1985年(昭和60年)春に富士重工業で製作されたロット。大部分が後年JR貨物に譲渡されている。
- 251 - 500
- 1 - 250のロットと同時期に、東急車輛製造大阪工場で製作されたロット。大部分が後年JR貨物に譲渡されている。
- 501 - 600
- 1986年(昭和61年)春に日本車輌製造で製作されたロット。大部分が後年JR貨物に譲渡されている。
- 601 - 750
- 501 - 600のロットと同時期に、富士重工業で製作されたロット。大部分が後年JR貨物に譲渡されている。
- 751 - 900
- 501 - 600のロットと同時期に、東急車輌製造大阪工場で製作されたロット。大部分が後年JR貨物に譲渡されている。
- 901 - 970
- 1986年(昭和61年)夏に富士重工業で製作されたロット。JR貨物には譲渡されなかった。
- 971 - 1000
- 501 - 600のロットと同時期に、東急車輛製造大阪工場で製作されたロット。JR貨物には譲渡されなかった。
参考文献
- 『日本の貨車-技術発達史-』(貨車技術発達史編纂委員会編著、社団法人 日本鉄道車輌工業会刊、2008年)