喉頭
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テンプレート:Infobox 解剖学 喉頭(こうとう、larynx)とは、咽頭と気管の狭間で、舌骨より下にあり気管より上にある、頸部中央に一つ存在する器官のことをいう。体表からは、のど仏として触れることができ、嚥下時には上前方に移動する。嚥下時の食物の気管や肺への流入(誤嚥)の防止、発声などの機能を持つ。嚥下時には、喉頭蓋が後方に倒れ込み、声門が閉鎖することにより、気管に食物が入り込む事を阻止する。
解剖
- 甲状軟骨:
- 輪状軟骨:
- 披裂軟骨(対):
- 喉頭蓋:
- 喉頭前庭:
- 喉頭室:
- 輪状甲状筋:
- 仮声帯:
- 甲状披裂筋:声帯(声帯ひだ):声門を構成する、左右一対、腱状の構造物。発声時に呼気流を断続的に遮ることで振動、音声(喉頭原音)を生じる。