古市駅 (広島県)
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古市駅(ふるいちえき)は、広島県広島市安佐南区中須一丁目にある広島高速交通広島新交通1号線(アストラムライン)の駅である。
建設中の当駅の仮称は中須駅(なかすえき)であった。駅ホームの駅名の下には小さくカッコ書きで「中須」あるいは「なかす」と書かれており、現在でも当駅が中須駅と呼ばれることがある。但し、他の副駅名を持つ駅が時刻表・車内放送等で本来の駅名と副駅名の双方を案内しているのに対し、当駅は時刻表・車内放送等では「古市」とのみ案内されている。
駅構造
島式ホーム1面2線の高架駅。ホームから1フロアー降りたところに券売機・改札がある。
駅は中須一丁目と古市二丁目の境界上に位置し、駅出入り口は中須側にある。
ステーションカラーはテンプレート:Color黄色。
1 | テンプレート:Color下り | 広域公園前方面 |
---|---|---|
2 | テンプレート:Color上り | 本通方面 |
駅周辺
利用状況
以下の情報は、広島市統計書に基づいたデータである。アストラムラインでは「1年毎乗車総数」と「1年毎降車総数」の情報を公開している。1日平均乗車人員データは、年度毎の乗車総数を365(閏年が関係する1995・1999・2003・2007年は366)で割った値を小数点2位を丸めて小数点1位の値にした物である。アストラムラインのデータは1000で丸めて提供されているので、1年毎ではプラスマイナス500の誤差があり、1日当たりでは1.4人程度の誤差が発生する。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
1年毎 乗車総数 |
1年毎 降車総数 |
---|---|---|---|
1995年(平成7年) | 1,407.1 | 515,000 | 423,000 |
1996年(平成8年) | 1,501.4 | 548,000 | 447,000 |
1997年(平成9年) | 1,671.2 | 610,000 | 492,000 |
1998年(平成10年) | 1,846.6 | 674,000 | 544,000 |
1999年(平成11年) | 1,901.6 | 696,000 | 572,000 |
2000年(平成12年) | 1,808.2 | 660,000 | 557,000 |
2001年(平成13年) | 1,778.1 | 649,000 | 553,000 |
2002年(平成14年) | 1,805.5 | 659,000 | 561,000 |
2003年(平成15年) | 1,751.4 | 641,000 | 551,000 |
2004年(平成16年) | 1,687.7 | 616,000 | 526,000 |
2005年(平成17年) | 1,698.6 | 620,000 | 525,000 |
2006年(平成18年) | 1,720.5 | 628,000 | 535,000 |
2007年(平成19年) | 1,735.0 | 635,000 | 544,000 |
2008年(平成20年) | 1,709.6 | 624,000 | 547,000 |
2009年(平成21年) | 1,649.3 | 602,000 | 530,000 |
2010年(平成22年) | 1,709.6 | 624,000 | 544,000 |
歴史
- 1994年(平成6年)8月20日 - 開業。
- 1999年(平成11年)3月20日 - ダイヤ改正で急行列車が新設されたが、当駅は通過駅となる。
- 2004年(平成16年)3月20日 - ダイヤ改正で急行列車が廃止され、5年ぶりに全ての列車が停車するようになる。
- 2009年(平成21年)8月8日 - PASPY導入。
隣の駅
関連項目
参考文献
- 各 広島市統計書