創画会
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一般社団法人創画会(そうがかい)は、独創的表現を発表する絵画の公募展、研究会および講習会の開催などを実施している日本画のみを対象とした美術団体のひとつ。
概要
1948年「我々は世界性に立脚する日本絵画の創造を期す」という宣言と共に、創造美術として福田豊四郎、吉岡堅二、山本丘人、小松均、秋野不矩、上村松篁、奥村厚一ら、当時の日本画家十数人が集まり設立。その後新制作協会日本画部と改名、現在、社団法人創画会となる。 現代日本画の展示、制作、発表を主な活動としている。従来の伝統的な日本画の枠にとらわれることなく、より実験的で新しい表現を追い求めた作品が多い。 他の日本画の画壇と比べ作風の自由度が高いとされ、注目を集める画家が多数在籍している。 毎年全国各地で展覧会を開催している。
春季創画展
50号(116.7×116.7cm)ほどの作品。東京展、京都展、他巡回展が行われる。特に優秀とされる作品には春季展賞が与えられる。
創画展
150号(一辺が227.0cm)ほどの作品。東京、京都、愛知などで開催。特に優秀とされる作品には創画会賞、奨励賞が与えられる。