冬月 (宇宙戦艦ヤマト)
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冬月(ふゆづき)は、『宇宙戦艦ヤマト 完結編』に登場する架空の宇宙駆逐艦。
概要
地球防衛軍の駆逐艦。艦籍番号333。艦長は水谷。総乗員定数は不明だが、自爆に向かうヤマトを見送る際に、上甲板で乗員(ヤマトのものと異なる宇宙服を着ている)が敬礼しており、その数は87人である。
同型艦
艦名は、冬月と同様に戦艦大和の沖縄特攻に随行した駆逐艦に由来するものが多い。[1]
- 艦籍番号 324:磯風(いそかぜ)
- 艦籍番号 315:涼風(すずかぜ)[2]
- 艦籍番号 603:朝霜(あさしも)[3]
- 艦籍番号 117:浜風(はまかぜ)
- 艦籍番号 501:雪風(ゆきかぜ)
- 艦籍番号 不明:霞(かすみ)
- 艦籍番号 不明:初霜(はつしも)
劇中での登場
地球防衛軍を壊滅状態に追いやったルガール・ド・ザール率いるディンギル艦隊の対地球奇襲攻撃の際、月にいたため辛くも生き残り、修理もそこそこに地球を出撃したヤマトに同型艦7隻と共に同行する。
冥王星でのディンギルとの戦いで同型艦はヤマトをハイパー放射ミサイルから守るため盾となり撃沈され、ヤマトと本艦のみ生き残る。その後、地球にいったん帰還し、アクエリアスの水柱を断ち切るため自爆するヤマトから乗組員を収容して地球に戻る。
脚注
参考文献
西崎義展著、「デラックス版・ヤマト完結編」。