六方

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『勧進帳』弁慶の飛び六法

六方（ろっぽう）とは、歌舞伎・人形浄瑠璃・舞踊の演出のひとつ。六法とも書く。伊達や勇壮なさまなどを誇張したり美化した荒事の要素をもつ所作である。

歌舞伎では、当初は舞台への出の時に行われたが、後代になるともっぱら花道への引っ込みの時にこれが行われる。

主な六方

• 『勧進帳』の弁慶の飛び六方テンプレート:Smaller
• 『天竺徳兵衛韓噺』の徳兵衛の泳ぎ六方テンプレート:Smaller
• 『義経千本桜』「鳥居前」の佐藤忠信テンプレート:Smaller源九郎狐の狐六方テンプレート:Smaller
• 『宮島のだんまり』の傾城浮舟太夫テンプレート:Smaller盗賊袈裟太郎の傾城六方テンプレート:Smaller
• 『[[不破|テンプレート:Smaller不破]]』の丹前六方テンプレート:Smaller

その他の六方

江戸期の随筆「蘿月庵国書漫抄」（の引用する「浪合記」）によれば「だんじり六法」が大阪歌舞伎の嵐三右衛門によって創作されたという。

参考文献・外部リンク

• 「六方」（日本芸術文化振興会『歌舞伎辞典』）