低アミロース米(ていアミロースまい)とは、通常のうるち米に比べてアミロースの含有量が少ない米である。粘りが強く、冷めてもあまり食味が低下しないのが特徴である。
うるち米には17~23パーセント前後のアミロースが含まれているが、低アミロース米にはアミロースが5~15パーセント前後しか含まれない。なお、もち米のアミロースは0パーセントに近い。
アミロースとアミロペクチン
米のデンプンはアミロースとアミロペクチンに分けられる。アミロースが少ない米は相対的にアミロペクチンが多くなる。アミロペクチンが多いとデンプンの粘性は高まる。
低アミロース米の品種
- 彩(あや) -低アミロース米の奨励品種としては元祖の品種。
- ゆめぴりか
- おぼろづき
- スノーパール
- たきたて
- ねばり勝ち
- ミルキークイーン
- ミルキープリンセス
- 夢ごこち
- イクヒカリ(育光)
- ゆきむすび
- ソフト158
- はなぶさ
- まどか180
- 柔小町
- あやひめ
- いわた15号
- ミルキーパール
- ねばりごし
- シルキーパール
- 朝つゆ
- 秋雲
- 夏雲
- 中国173号
- 秋音色