伊東長裕

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伊東 長裕(いとう ながやす)は、備中岡田藩の第9代藩主。

文化13年(1816年)5月19日、第8代藩主・伊東長寛の五男で世子だった伊東長禎の長男として生まれる。母は家女の梅と言われている。

天保7年(1836年)3月23日、長寛の十一男・長之養子となる。養父長之は長寛の嫡子であった。天保15年(1844年)4月15日、将軍徳川家慶に拝謁する。同年8月4日、養父長之は病気のために廃嫡となる。同年9月6日、長裕が祖父長寛の嫡孫となる。嘉永3年(1850年)8月11日、祖父長寛の死去により家督を継いだ。同年12月16日、従五位下若狭守に叙任する。

万延元年(1860年)8月14日に死去した。享年45。跡を従弟で養子の長トシが継いだ。

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