亀田町 (新潟県)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
テンプレート:Infobox 亀田町(かめだまち)は、新潟県中蒲原郡に属した町。2005年3月21日に新潟市に編入合併した。現在は新潟市江南区に所属している。
新潟平野を流れる信濃川、阿賀野川およびその支流である小阿賀野川に囲まれた地域は「亀田郷」と呼ばれる地域を形成しており、亀田町はその中心地として発展した。亀田郷に属する周辺の村が次々と新潟市に併合されたことにより、北・西・南の三方から包み込まれるような形で新潟市と接している。町内を信越本線や亀田バイパスが通るなど交通の便にも恵まれ、新潟市とは地理的にも経済的にも非常に近い。
かつて亀田郷一帯は泥田に覆われ「地図にない湖」と形容されるほどであったが、1948年の栗の木排水機場の完成などの土地改良事業によって、良質の乾田に一変した。近年は新潟市のベッドタウンとして、人口増加が著しい。
目次
歴史
亀田町 | 亀田町、船戸山新田、荻曾根新田、貝塚新田 |
---|---|
袋津村 | 袋津村、砂崩新田 |
茅ノ城村 | 城所村、茅野山村 |
早通村 | 早通村、泥潟村、鵜ノ子村、長潟村、丸潟村 |
- 1890年(明治23年)3月14日 - 茅ノ城村が茅城島村に改称。
- 1901年(明治34年)11月1日 - 袋津村,茅城島村の一部と合併して亀田町となる。茅城島村の残部は早通村と合併して早通村となる。
亀田町 | 亀田町、袋津村、茅城島村(城所) |
---|---|
早通村 | 早通村、茅城島村(茅野山) |
- 1925年(大正14年) - 亀田町と早通村が合併して亀田町となる。
- 1929年(昭和4年) - 新明町に町役場を設置。
- 1990年(平成2年) - 町役場を泉町三丁目に移転。
市町村合併
- 2005年(平成17年)3月21日 - 新潟市と合併。
- 詳細は新潟市の行政区域の変遷を参照。
地域
1889年(明治22年)から1901年(明治34年)までの亀田町は、合併した村名を継承する以下の大字で構成される。
- 亀田(かめだ)
- 1889年(明治22年)まであった亀田町の区域。現在の新潟市江南区亀田。
- 船戸山(ふなとやま)
- 1889年(明治22年)まであった船戸山新田の区域。現在の新潟市江南区船戸山。
- 荻曾根(おぎぞね)
- 1889年(明治22年)まであった荻曾根新田の区域。現在の新潟市江南区荻曾根。
- 貝塚(かいづか)
- 1889年(明治22年)まであった貝塚新田の区域。現在の新潟市江南区元町。
行政
- 町長:荻荘誠
経済
産業
交通
道路
高速道路
国道
公共交通機関
鉄道
バス
施設
脚注
テンプレート:脚注ヘルプ 注釈 テンプレート:Reflist 出典 テンプレート:Reflist