三つ峠駅

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駅構内(富士吉田側から)

三つ峠駅(みつとうげえき)は、山梨県南都留郡西桂町小沼にある富士急行大月線駅番号FJ11

西桂町唯一の駅であり、三つ峠への登山口となっている。

駅構造

島式ホーム1面2線を有する地上駅で、上下列車の行き違いが行われることがある。線路はほぼ北東から南西へ走り、駅舎は線路の南東側にある。当駅はそのほかに側線を1本持ち、これは駅の東桂方から南側に分岐して本線に並行に寿方にのび、駅舎の脇で途切れている。ホームの上には締め切り可能な待合所が設けられている。

のりばは駅舎に近いほうが河口湖方面、そうでないほうが大月方面となる。ホームの寿方の端は緩やかな坂になっており、これを降りたところから、河口湖方面の線路を越えて駅舎まで、遮断機・警報機つきの構内踏切がのびている。駅舎は古くからの木造平屋建てで、屋根の上にある風見鶏が特徴的である。内部の旅客が立ち入ることの出来る部分には、有人窓口や独立した待合室が設けられているが自動券売機の設置は無く、切符はすべて窓口での購入となる。かつては直営駅であったが昭和46年(1971年)から業務委託駅となった。

のりば

駅舎側から

テンプレート:Color富士急行線 富士山富士急ハイランド河口湖方面
テンプレート:Color富士急行線 大月テンプレート:Small 八王子新宿東京方面

駅周辺

西桂町の中心部で役場も南東にすぐ、100メートル以内の場所にある。前述のとおり三つ峠山(標高1786メートル)への登山口となっていて、駅前にはみやげ物の店や食堂なども見られる。三つ峠山の山頂へは当駅から西へおよそ7キロメートルほどの距離である。

利用状況

昭和57年の年間乗降客数は374,615名であった。これを一日平均にするとおよそ1,030名になる。

歴史

  • 1903年(明治36年)6月12日 - 都留馬車鉄道の小沼駅として開業。
  • 1903年(明治36年)8月14日 - 富士馬車鉄道の小沼駅として開業。
  • 1919年(大正8年) - 社名変更により都留電気鉄道の駅となる。(都留馬車鉄道側)
  • 1920年(大正9年) - 社名変更により富士電気軌道の駅となる。(富士馬車鉄道側)
  • 1921年(大正10年) - 都留電気鉄道小沼 - 金鳥居上(後の富士吉田、現・富士山)間を電化し富士電気軌道に譲渡。
  • 1928年(昭和3年)1月 - 譲渡により富士山麓電気鉄道の駅となる。
  • 1943年(昭和18年)9月20日 - 三つ峠駅に改称。
  • 1960年(昭和35年)5月30日 - 社名変更により富士急行の駅となる。
  • 1971年(昭和46年)9月16日 - 委託化。

隣の駅

富士急行
大月線
快速「富士登山電車」
大月駅 (FJ01) - 三つ峠駅 (FJ11) - 下吉田駅 (FJ14)
普通
東桂駅 (FJ10) - 三つ峠駅 (FJ11) - 寿駅 (FJ12)

関連項目

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外部リンク

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