一の鳥居駅
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一の鳥居駅(いちのとりいえき)は、兵庫県川西市東畦野山手1丁目にある能勢電鉄妙見線の駅。「大阪青山歴史文学博物館前」という副駅名が付いている。
駅構造
相対式2面2線のホームを持つ地上駅。改札は南端部のガード下にある。改札からホームへは階段だけが設置されておりエレベーターなどはなく、バリアフリー化はなされていない。トイレは改札のすぐ内側に男女別のものが設置されている。ホームは6連まで入線可能だが、現在は4連の列車しか運行されていない。(8連の特急「日生エクスプレス」は通過)
駅周辺
- 国道173号(能勢電鉄の東側には、一の鳥居駅北方でトンネルをくぐる能勢電鉄を越えてきた同国道が沿うが、同区間の線路がさほど勾配が無いのに対し、国道は駅へ近づくにつれやや急な下り坂となっている。このため、駅北方では国道からホームを見下ろしていたのが、ホーム付近では真横となり、そして改札のある駅南端では国道がガード下の高さとなる。なお、複線化前の線路は国道に沿って敷設されており、勾配も国道と同じだった。)
- 国道477号
- 大阪青山大学・大阪青山短期大学 北摂キャンパス
- 歴史文学博物館(外観は四層の城郭型式)
また、周辺は山が多く、乗降客はかなり少ない。
歴史
駅名の由来は、この地が江戸時代から大正時代にかけて大阪・池田方面から妙見山への参拝客が通った参道の入り口にあたり、最初の鳥居があったことから。この「一ノ鳥居」は阪神・淡路大震災で倒壊したものの、現在は近くのゴルフ場の入り口付近に再建されている。
隣の駅
- 能勢電鉄妙見線
- テンプレート:Color特急「日生エクスプレス」・テンプレート:Color日生急行
- 通過
- テンプレート:Color妙見急行(上りのみ)・テンプレート:Color普通
脚注
- ↑ 今尾恵介監修『日本鉄道旅行地図帳 9号 関西2』新潮社、2009年、p.51