ロメ
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テンプレート:世界の市 ロメ(Lomé)は、トーゴの南西部に位置する首都。ロメとは現地語で「小さな市場」を意味する。
ロメはガーナとの国境に接しており、またギニア湾に面し、同国の中心となる港湾がある。ロメ港は水深が深く、また海流の関係で土砂が溜まりにくく浚渫の負担が少ないため、国内のみならずブルキナファソなど近隣各国からも物資が集まる。また、同国の工業の中心地となっている。主な輸出産品としてコーヒー豆、ココア、コプラ、パームヤシなどがある。
町は18世紀にエウェ人によって発見された。19世紀末期にはドイツの植民地となっていたが、1897年にトーゴ地域の首府がAnehoからロメに移転した。そして、第一次世界大戦中の1914年にフランス軍に占領されるまで、町の発展は続いた。
施設
町の施設としては、ロメ大市場、トーゴ国立博物館、ロメ大聖堂、ロメ大学などがあり、また郊外には空港がある。
ロメ大市場
グラン・マルシェ(Lomé Grand Marché)とも呼ばれる市場。市場の街区多くは、2階建ての建物により構成されており、日用品など多様な商品が売買されている[1]。2013年1月11日、大規模な火災が発生し、ダメージを受けている[2]。
ブードゥー教のグッズが売られている市場も有名で、伝統的な薬から、鳥の羽や動物の骨、魔力があると信じられているものすべてが売られている。
姉妹都市
出典
- ↑ トーゴの主な観光地 日本トーゴ友好協会ホームページ(2013年1月13日閲覧)
- ↑ テンプレート:Cite news