リーズ・ユナイテッドAFC

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エランド・ロード

リーズ・ユナイテッドAFCLeeds United Association Football Club)は、イングランドリーズに本拠地を置くサッカークラブチーム。1904年に創設されたリーズ・シティ(Leeds City)がチームの不正疑惑でFA登録を抹消され、引き継ぐ形で1919年に創設。トップディビジョンがプレミアリーグと呼ばれる様になる前の最後の優勝クラブである。

概要

チーム創設後、幾度かの昇降格を含む浮沈を繰り返しながら、イングランドの強豪として君臨しリーグ優勝を3度経験する。 プレミアリーグ創設後もしばらく強豪として認知され、1995-96シーズンのUEFAカップはベスト8まで登りつめ特にデイヴィッド・オレアリー監督が率いた1990年代後半は「ヤング・リーズ」と呼ばれてプレミアリーグでもしばしば優勝争いを演じた。2000-01シーズンのUEFAチャンピオンズリーグではベスト4に進出するなど大躍進するが、大掛かりな金満補強がたたって財政難に陥り、リオ・ファーディナンド(現マンチェスター・ユナイテッドジェイムズ・ミルナー(現マンチェスター・シティ)らの主力や若手有望選手を次々と放出せざるをえず、03-04シーズンにチャンピオンシップ(2部に相当)降格。以来、今日までプレミアリーグから姿を消している。

2005年、過去にチェルシーFCを1ポンドで買収した経歴のあるケン・ベイツが1000万ポンドでリーズを買収し会長に就任。負債の減額に努め建て直しを図っていたが、2007年5月4日、約84億円の負債を抱えて破産を申請しこれに伴い勝ち点が剥奪されたため、シーズン終了を待たずにリーグ1(3部リーグ)へ降格されることが決定した。クラブはベイツ会長が代表の新運営会社に売却され、再建を目指した。しかし同年6月には選手の給料さえ払うことが不可能になったため、07-08シーズンは、リーグ1で勝ち点-15からのスタートとなった。

3シーズンの間リーグ1に在籍した後、10-11シーズンは再びフットボールリーグ・チャンピオンシップへの昇格が決まった。その後も暫くは慢性的な財政難は変わらず、選手をプレミアリーグやフランス・リーグアン等のクラブへ無償・有償問わず、放出する事態が相次いだ。

2012年11月、いくつかのオファーの末にドバイのGFHキャピタルが£21mでリーズ・ユナイテッドを買収した事をクラブは正式発表した。しかし、以前よりサポーターから強く退任を要求されていたケン・ベイツはシーズン終了まで会長を務めた後、引き続き理事長として今後もクラブに残る事が公表され、サポーターの信用を少なからず失ってしまう。平均2万8千人ほどの集客があったホームゲームの観衆も平均を大きく下回リ、集客が下がる遠因となってしまった。これを危惧したGFHキャピタルは意見交流会を積極的に開く一方、Twitterなどのソーシャルメディアを駆使してファンとの意見交流を図っている。

2014年2月7日、クラブの買収が正式に決まったことを発表した。買収したのは、イタリア人のマッシモ・チェッリーノ氏。セリエAカリアリ・カルチョの親会社であるエレオノラ・スポーツが株式の75%を取得することが発表されていた。買収額はおよそ5000万ユーロと言われている。

プライド・オブ・ヨークシャー

リーズはサポーターがイングランドでも過激なことで有名である。リーズがヨークシャー地域を代表するクラブであるとの強い誇りを持っていて、同じくヨークシャーを拠点とするハル・シティ、ブラッドフォード、シェフィールド等とはライバル関係にある。これらの主張はフーリガングループのLeeds Service Crew等を中心に展開されていて、他チームサポーターとも数々の抗争劇を起こしている。特にマンチェスター・ユナイテッド(薔薇戦争以来の地域間対立により、「Roses derby」ということもある)やミルウォールとはファン同士の衝突が激しく、リーズファンによってアウェイサポーターを乗せたバスが取り囲まれ破壊されたり、襲撃事件が発生している。2000年のUEFA杯でのトルコガラタサライのホームタウンであるイスタンブルでは試合前日にリーズ、ガラタサライの両サポーター間で激しい衝突が起こり、リーズサポーターに死者が出る悲劇が起き、現在もクラブから絶えず哀悼の意が表され続けている。この事件以来、ガラタサライはリーズサポーターから恨みを買うこととなり、以降も抗争が続いている。

大都市であるリーズだが、街にあるプロサッカークラブはリーズユナイテッド1つしかない事もあって、市民から高い支持を受けている事で知られる。古くから代々続く筋金入りのファン(一部リーズファンには、独自のサインがある)や、近隣などから駆け付けるファンも多い。だがリーズサポーターによる相手選手への襲撃事件が起きることがあり(最近では2012年10月のシェフィールド・ウェンズデイ戦)、イギリス国内では「粗暴」なイメージを持つ者も少なくない。

タイトル

国内タイトル

  • リーグ:3回
    • 1968-1969, 1973-1974, 1991-1992

国際タイトル

過去の成績

シーズン ディビジョン FAカップ リーグ
カップ
欧州カップ / その他
リーグ 試合数 得点 失点 勝ち点 順位
1973-74 ディビジョン1 42 24 14 4 66 31 62 1位 5回戦敗退 2回戦敗退 UEFAカップ 3回戦敗退
1974-75 ディビジョン1 42 16 13 13 57 49 45 9位 6回戦敗退 4回戦敗退 チャリティ・シールド 準優勝
UEFAチャンピオンズカップ 準優勝
1975-76 ディビジョン1 42 21 9 12 65 46 51 5位 4回戦敗退 3回戦敗退
1976-77 ディビジョン1 42 15 12 15 48 51 42 10位 準決勝敗退 2回戦敗退
1977-78 ディビジョン1 42 18 10 14 63 53 46 9位 3回戦敗退 準決勝敗退
1978-79 ディビジョン1 42 18 14 10 70 52 50 5位 4回戦敗退 準決勝敗退
1979-80 ディビジョン1 42 13 14 15 46 50 40 11位 3回戦敗退 2回戦敗退 UEFAカップ 2回戦敗退
1980-81 ディビジョン1 42 17 10 15 39 47 44 9位 3回戦敗退 2回戦敗退
1981-82 ディビジョン1 42 10 12 20 39 61 42 20位 4回戦敗退 2回戦敗退
1982-83 ディビジョン2 42 13 21 8 51 46 60 8位 4回戦敗退 3回戦敗退
1983-84 ディビジョン2 42 16 12 14 55 56 60 10位 3回戦敗退 3回戦敗退
1984-85 ディビジョン2 42 19 12 11 66 43 69 7位 3回戦敗退 3回戦敗退
1985-86 ディビジョン2 42 15 8 19 56 72 53 14位 3回戦敗退 3回戦敗退 フルメンバーズカップ グループステージ敗退
1986-87 ディビジョン2 42 19 11 12 58 44 68 4位 準決勝敗退 2回戦敗退 フルメンバーズカップ 1回戦敗退
1987-88 ディビジョン2 44 19 12 13 61 51 69 7位 3回戦敗退 3回戦敗退 フルメンバーズカップ 2回戦敗退
1988-89 ディビジョン2 46 17 16 13 59 50 67 10位 4回戦敗退 3回戦敗退 フルメンバーズカップ 2回戦敗退
1989-90 ディビジョン2 46 24 13 9 79 52 85 1位 3回戦敗退 2回戦敗退 フルメンバーズカップ 4回戦敗退
1990-91 ディビジョン1 38 19 7 12 65 47 64 4位 4回戦敗退 準決勝敗退 フルメンバーズカップ 北セクション決勝敗退
1991-92 ディビジョン1 42 22 16 4 74 37 82 1位 3回戦敗退 5回戦敗退 フルメンバーズカップ 2回戦敗退
1992-93 プレミア 42 12 15 15 57 62 51 17位 4回戦敗退 3回戦敗退 チャリティ・シールド 優勝
UEFAチャンピオンズリーグ 2回戦敗退
1993-94 プレミア 42 18 16 8 65 39 70 5位 4回戦敗退 2回戦敗退
1994-95 プレミア 42 20 13 9 59 38 73 5位 5回戦敗退 2回戦敗退
1995-96 プレミア 38 12 7 19 40 57 43 13位 6回戦敗退 準優勝 UEFAカップ 2回戦敗退
1996-97 プレミア 38 11 13 14 28 38 46 11位 5回戦敗退 3回戦敗退
1997-98 プレミア 38 17 8 13 57 46 59 5位 6回戦敗退 4回戦敗退
1998-99 プレミア 38 18 13 7 62 34 67 4位 5回戦敗退 4回戦敗退 UEFAカップ 2回戦敗退
1999-2000 プレミア 38 21 6 11 58 43 69 3位 5回戦敗退 4回戦敗退 UEFAカップ 準決勝敗退
2000-01 プレミア 38 20 8 10 64 43 68 4位 4回戦敗退 3回戦敗退 UEFAチャンピオンズリーグ 準決勝敗退
2001-02 プレミア 38 18 12 8 53 37 66 5位 3回戦敗退 4回戦敗退 UEFAカップ 4回戦敗退
2002-03 プレミア 38 14 5 19 58 57 47 15位 6回戦敗退 3回戦敗退 UEFAカップ 3回戦敗退
2003-04 プレミア 38 8 9 21 40 79 33 19位 3回戦敗退 3回戦敗退
2004-05 チャンピオン 46 14 18 14 49 52 60 14位 3回戦敗退 3回戦敗退
2005-06 チャンピオン 46 21 15 10 57 38 78 5位 3回戦敗退 3回戦敗退
2006-07 チャンピオン 46 13 7 26 46 72 36[1] 24位 3回戦敗退 3回戦敗退
2007-08 リーグ1 46 27 10 9 72 38 76[2] 5位 1回戦敗退 2回戦敗退 フットボールリーグトロフィー 北セクション準々決勝敗退
2008-09 リーグ1 46 26 6 14 77 49 84 4位 2回戦敗退 4回戦敗退 フットボールリーグトロフィー 2回戦敗退
2009-10 リーグ1 46 25 11 10 77 44 86 2位 4回戦敗退 3回戦敗退 フットボールリーグトロフィー 北セクション決勝敗退
2010-11 チャンピオン 46 19 15 12 81 70 72 7位 3回戦敗退 2回戦敗退
2011-12 チャンピオン 46 17 10 19 65 68 61 14位 3回戦敗退 3回戦敗退
2012-13 チャンピオン 46 17 10 19 57 66 61 13位 準々決勝敗退 5回戦敗退
2013-14 チャンピオン 46 16 9 21 59 67 57 15位

現所属メンバー

2014年8月26日現在

テンプレート:サッカークラブチーム選手一覧 開始 テンプレート:サッカークラブチーム選手一覧 選手 テンプレート:サッカークラブチーム選手一覧 選手 テンプレート:サッカークラブチーム選手一覧 選手 テンプレート:サッカークラブチーム選手一覧 選手 (12px) テンプレート:サッカークラブチーム選手一覧 選手 テンプレート:サッカークラブチーム選手一覧 選手 (副主将) テンプレート:サッカークラブチーム選手一覧 選手 テンプレート:サッカークラブチーム選手一覧 選手 テンプレート:サッカークラブチーム選手一覧 選手 テンプレート:サッカークラブチーム選手一覧 選手 テンプレート:サッカークラブチーム選手一覧 選手 テンプレート:サッカークラブチーム選手一覧 選手 テンプレート:サッカークラブチーム選手一覧 選手 テンプレート:サッカークラブチーム選手一覧 選手 テンプレート:サッカークラブチーム選手一覧 選手 テンプレート:サッカークラブチーム選手一覧 選手 テンプレート:サッカークラブチーム選手一覧 選手 テンプレート:サッカークラブチーム選手一覧 中央 テンプレート:サッカークラブチーム選手一覧 選手 テンプレート:サッカークラブチーム選手一覧 選手 テンプレート:サッカークラブチーム選手一覧 選手 テンプレート:サッカークラブチーム選手一覧 選手 テンプレート:サッカークラブチーム選手一覧 選手 テンプレート:サッカークラブチーム選手一覧 選手 テンプレート:サッカークラブチーム選手一覧 選手 テンプレート:サッカークラブチーム選手一覧 選手 テンプレート:サッカークラブチーム選手一覧 選手 テンプレート:サッカークラブチーム選手一覧 選手 テンプレート:サッカークラブチーム選手一覧 選手 テンプレート:サッカークラブチーム選手一覧 選手 テンプレート:サッカークラブチーム選手一覧 選手 テンプレート:サッカークラブチーム選手一覧 選手 テンプレート:サッカークラブチーム選手一覧 選手 テンプレート:サッカークラブチーム選手一覧 選手 テンプレート:サッカークラブチーム選手一覧 終了

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2014-15シーズン移籍

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歴代監督

歴代所属選手

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GK

DF

MF

FW

脚注

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外部リンク

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  1. 勝ち点10が剥奪
  2. 勝ち点15が剥奪