リグリア海

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テンプレート:Infobox ocean リグリア海テンプレート:Lang-en)は、地中海の一部を構成する海域イタリア半島コルシカ島に囲まれている。リグーリア海岸リヴィエラ)は景勝地として知られる。

名称

この海と関わりの深い諸言語では以下のように表記される。

地理

範囲・接続海域

ファイル:Mar Ligure.svg
リグリア海の範囲のいくつかの定義。赤はIHOの定義。青はイタリア海軍水路機関の定義

国際水路機関(IHO)は、地中海の下位に8つの海域を定義しており、リグリア海はそのひとつである。国際水路機関の定義によれば、その境界は以下の各地点を結んだものである[1]

南西
コルシカ島北端のカップ・コルス[[[:テンプレート:座標URL]]43_00_00_N_9_23_00_E_scale:500000 東経9度23分])と、フランスイタリア国境([[[:テンプレート:座標URL]]43_50_00_N_7_31_00_E_scale:5000000 東経7度31分])を結ぶ線
南東
カップ・コルス[[[:テンプレート:座標URL]]43_00_00_N_9_23_00_E_scale:500000 東経9度23分])からティネット島テンプレート:Coord)、ティーノ島パルマリア島を経て、イタリア本土のサンピエトロ岬(テンプレート:Coord)に至る線
リグーリア海岸

なお、イタリア海軍水路機関テンプレート:Enlinkは、IHOよりも広い範囲をリグリア海(Mare Ligure)と定義している。これによれば、コルシカ島北岸、エルバ島北岸、トスカーナ州が面している海もリグリア海となる。

南東はティレニア海と接続する。IHOの定義によれば、サンピエトロ岬(ラ・スペーツィア県ポルトヴェーネレ)からその南方の諸島を経てコルシカ島のカップ・コルスを結んだ線がその境界である。イタリア海軍水路機関はトスカーナ州とコルシカ島の間のテンプレート:仮リンク(幅約80km。エルバ島を境界に西側のみをコルシカ海峡と呼び、東側をテンプレート:仮リンクと呼ぶこともある)を境界としている。

南西に接する海域についてIHOは定義を行っていないが、サルデーニャ海とも呼ばれる。

下位の海域

IHOのリグリア海の定義による。

沿岸

ファイル:In rotta verso La Spezia.jpg
リグーリア海岸沿いを走る鉄道

北部のリグーリア海岸は景勝地として知られる。沿岸の都市はジェノヴァサンレーモなどがある。特に北西の海岸はコート・ダジュール地方に繋がる美しい景観を呈し、温暖な気候で有名である。

ジェノヴァ、ラ・スペツィアリヴォルノなどの港は東部の岩がちな海岸沿いである。

沿岸の自治体

IHOによるリグリア海の定義による。

脚注

テンプレート:Reflist

関連項目

外部リンク

テンプレート:Sister テンプレート:海

テンプレート:Italia-geo-stub テンプレート:France-stub

テンプレート:South-europe-stub
  1. テンプレート:Cite web