ラトビアに幸いあれ
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ラトビアに幸いあれ(ラトビア語:Dievs, svētī Latviju!)はラトビアの国歌。作詞・作曲はKārlis Baumanis(Baumaņu Kārlis、1834年-1904年)による。
楽曲および歌詞
ラトビアの国歌 "Dievs, svētī Latviju" は1873年に、民族主義運動に参加していたラトビア人教師Kārlis Baumanisによって作詞・作曲された[1]。Baumanisによる歌詞は現在のものとは異なっている。Baumanisは"Baltics"という語と"Lativa"もしくは"Latvian"という語を同義的に用いていたため、"Latvia"という語は第一節の冒頭でのみ用いられていた。その後、検閲を逃れるため、冒頭の"Latvia"も"Baltics"に置き換えられた。したがって、"Baltics"という歌詞が用いられるようになったのは、1920年に正式にラトビアの国歌に選ばれたときであると考えられる[2][3]。
公式歌詞 [4] | 英訳 |
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Dievs, svētī Latviju, Mūs' dārgo tēviju, Svētī jel Latviju, Ak, svētī jel to! Kur latvju meitas zied, Kur latvju dēli dzied, Laid mums tur laimē diet, Mūs' Latvijā! |
God, bless Latvia, Our dearest fatherland, Do bless Latvia, Oh, do bless it! Where Latvian daughters bloom, Where Latvian sons sing, Let us dance in happiness there, In our Latvia! |
録音
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脚注
外部リンク
- 歌唱付きMP3ファイル(ラトビア議会の公式サイトより)