ユニットコム
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株式会社ユニットコム(英文名称:UNIT.COM INC.)は、パソコンショップをチェーン展開している、日本の準大手パソコン小売業者。
歴史
「アロシステム株式会社」として設立され「パソコン工房」を展開していたが、後年、「TWO TOP」を展開する株式会社フリーウェイ(並びに子会社の株式会社ツートップ)、「フェイス」を展開する株式会社フェイスを合併した関係で、歴史が非常に複雑となっている。[1]
沿革
フリーウェイ/フェイス→(旧)ユニットコム
- 1988年 - 株式会社フリーウェイ設立。
- 1993年 - フリーウェイが「TWO TOP」を展開する子会社として株式会社ツートップを設立。
- 1996年 - フリーウェイが、子会社株式会社ツートップを吸収合併。
- 1998年10月 - 株式会社フェイス設立。フリーウェイの当時の専務、TWO TOP秋葉原本店店長らによる独立。
- 2000年6月 - フリーウェイが民事再生法の適用を申請し事実上倒産。その後間もなくキョウデンの傘下に入る。
- 2002年11月 - キョウデンがフリーウェイ(ツートップ)を清算し、新設のツートップ株式会社に売却。
- 2002年11月 - キョウデンがフェイスにツートップ株式会社を売却(フェイスがツートップを吸収合併)。
- 2003年8月 - 株式会社フェイスが「株式会社ユニットコム」に商号変更。
アロシステム→ユニットコム
- 1990年 - パソコン周辺機器メーカーの株式会社アイシーエムの子会社としてアロシステム株式会社が設立(当初はコンピューターソフトウェア開発会社)。
- 1995年11月 - アロシステムが「パソコン工房」の展開を開始。
- 1996年6月 - アロシステム、アイシーエムから独立(のちにアイシーエムは自己破産)。
- 2003年10月 - アロシステム、株式会社ユニットコムを傘下に収める。
- 2004年10月 - アロシステムがユニットコムを吸収合併。
- 2005年8月 - PCジャパン(仮)設立発表 (株式会社MCJ、アロシステム株式会社、株式会社シネックス)
- 2007年5月 - 株式会社MCJの完全子会社になる。
- 2007年9月 - 関連通販サイト 「パソコン工房」より、2,935人分の顧客の名前、住所、電話番号、ファックス番号、メールアドレス、会社名を流出させる[2]。
- 2007年10月 - 社名の「システム」が現状の業務実態にそぐわないことからアロシステム株式会社が「株式会社ユニットコム」に商号変更。
- 2010年9月 - 関連通販サイト 「フェイスインターネットショップ」 「ツートップインターネットショップ」より、顧客のクレジットカード情報 74,048件及び個人情報180,074件を流出させる。
- 2012年4月 - グッドウィル子会社が運営してきたパーツショップ「PC DIY SHOP FreeT」の事業を社員・スタッフを含めて継承し運営を開始。
- 2012年6月 - グッドウィルを子会社化。
- 2012年6月 - パソコン製造子会社のアイシーエムカスタマーサービスを吸収合併。
- 2012年10月 - グッドウィルを吸収合併。
- 2013年3月 - 秋葉原地区店舗のブランドを「BUY MORE」へ統合。
ショップブランド
- パソコン工房
- Faith(フェイス)
- TWOTOP
- FreeT(フリート)
- グッドウィル
セキュリティ事故
大規模なセキュリティ事故を2007年9月と2010年9月の二度発生させている。特に2010年9月の事故はほぼ全会員のクレジットカードを含む個人情報を流出させる大事故となった[3]。
脚注
外部リンク
テンプレート:Asbox- ↑ 株式会社ツートップとツートップ株式会社は別の会社。また、千葉で登記した「株式会社ユニットコム」という会社は2001年4月から2004年12月までにも存在しているが、2004年12月から「株式会社グランドユニット」へ商号変更した。
- ↑ テンプレート:Cite web
- ↑ 弊社通販サイト「フェイスインターネットショップ」「ツートップインターネットショップ」への不正アクセス発生のご報告とお詫び