モノリスソフト
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株式会社モノリスソフト(テンプレート:Lang-en-short)は家庭用ゲームソフトウェアの企画・開発・制作を主な事業内容とする日本の企業。
概要
テンプレート:出典の明記 杉浦博英や高橋哲哉、本根康之などスクウェア(現・スクウェア・エニックス)に所属していたクリエイターが『ゼノギアス』の続編制作の有無などの経営方針の違いからスクウェアを退社。1999年10月1日、ナムコ(現・バンダイナムコゲームス。以下NBGI)の出資により設立した。
デベロッパーとしてゼノサーガシリーズ、バテン・カイトスシリーズなどを開発する。昨今のゲーム業界では珍しくテクスチャーの暖かみを重視したローポリゴンを得意とする。グラフィックのデータ容量を抑えつつ、その分シナリオやゲーム本編のボリュームを長大にするのが特徴的で、コアなゲームユーザーからは高い評価を受けている。
2007年5月1日、筆頭株主のNBGIが保有株式の80%を任天堂に譲渡し[1]、任天堂の子会社になった。2011年にNBGIは保有株式の全てを任天堂に譲渡し[2]、同年10月には四条烏丸(京都府京都市)に京都スタジオを設立した。
2013年1月23日に行われた「Wii U Direct Nintendo Games 2013.1.23」で、開発中の新作映像が発表された。
沿革
- 1999年 - 神奈川県横浜市に株式会社モノリスソフト設立。ナムコグループとしてスタート。
- 2002年 - 「ゼノサーガ エピソードI 力への意志」発売。事業所を中目黒ゲートタウンタワー(東京都目黒区)に移転。
- 2007年 - 任天堂のグループ傘下に入る。
- 2011年 - 京都府京都市に京都スタジオ設立。
開発作品一覧
- ナムコ
- ゼノサーガ エピソードI 力への意志(2002年2月28日、PS2)
- バテン・カイトス 終わらない翼と失われた海(2003年12月5日、GC) - トライクレッシェンドと共同開発
- ゼノサーガ エピソードI リローデッド(2003年11月20日、PS2)
- ゼノサーガフリークス(2004年4月28日、PS2)
- ゼノサーガ エピソードII 善悪の彼岸(2004年6月24日、PS2)
- ナムコ クロス カプコン(2005年5月26日、PS2)
- ゼノサーガI・II(2006年3月30日、DS)
- バンダイナムコゲームス
- ゼノサーガ エピソードIII ツァラトゥストラはかく語りき(2006年7月6日、PS2)※ナムコレーベル
- 無限のフロンティア スーパーロボット大戦OGサーガ(2008年5月29日、DS)※バンプレストレーベル
- ドラゴンボール改 サイヤ人来襲(2009年4月29日、DS)※バンダイレーベル
- 無限のフロンティアEXCEED スーパーロボット大戦OGサーガ(2010年2月25日、DS)※バンプレストレーベル
- PROJECT X ZONE(プロジェクト クロスゾーン)(2012年10月11日、3DS)※バンプレストレーベル
- 任天堂
- バテン・カイトスII 始まりの翼と神々の嗣子(2006年2月23日、GC)- トライクレッシェンドと共同開発
- ソーマブリンガー(2008年2月28日、DS)
- DISASTER DAY OF CRISIS(2008年9月25日、Wii)
- ゼノブレイド(2010年6月10日、Wii)
- ゼノブレイドクロス(2015年予定、Wii U)
- 部分受託
- ダージュ オブ ケルベロス ファイナルファンタジーVII(2006年1月26日、PS2、スクウェア・エニックス)
- 背景グラフィック担当。
- 大乱闘スマッシュブラザーズX(2008年1月31日、Wii、任天堂)
- 開発協力。また、本根康之はアドベンチャーモード「亜空の使者」のマップデザインを担当した。
- ゼルダの伝説 スカイウォードソード(2011年11月23日、Wii、任天堂)
- 部分受託。
- とびだせ どうぶつの森(2012年11月8日、ニンテンドー3DS、任天堂)
- 部分受託。
- ピクミン3(2013年7月13日、Wii U、任天堂)
- 部分受託。
スタッフ
脚注
外部リンク
テンプレート:任天堂- ↑ テンプレート:Cite web
- ↑ 2011年6月時点ではNBGIが発行株式の1/6を保有していたが、2011年12月時点ではNBGIが保有していた分も任天堂所有となっている。テンプレート:Cite web