メフィスト (パチスロ)
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テンプレート:複数の問題 メフィスト(Mephisto)とは、山佐が2003年3月に発表したパチスロ機(4号機)である。
メーカー公式には「テトラ付き機種の最終進化形態」と位置づけ、円熟したメイン・テトラリールアクション、サウンドは、相応しい出来である。但し、テトラリール機種はメフィストが最後、という意味では無い。
当初は同時期に山佐が発表していたネオマジックパルサーとの抱き合わせが指摘された。(メフィスト導入店にネオマジックパルサーを先行導入するという流れ)
完成度の高さや一撃必殺のビッグバンモードの搭載もあり話題を呼んだが、時代が液晶画面に移行している中、テトラ機はホール側から受け入れられず、稼働しているホールは少なかった。ただ、完成度の高さを見抜いたファンからは一定の支持を得ていた。
ゲームソフトは発売されていないが、山佐が提供している携帯アプリとオンラインホールの777town.netでプレイできる。
特徴
- パチスロにおいては珍しく文学作品を出典としており、ドイツの文人ゲーテの代表作とされる長編戯曲「ファウスト」に登場する悪魔「メフィストフェレス」をモチーフとしている。
- ハイパービッグ(HB)、チャレンジビッグ(CB)搭載のツインBB方式。
- 7ラインBタイプのST機である。ST機としたことで天井機能、高確率状態(エクストラゾーン)の搭載を実現した。
- ボーナス終了時に次回のボーナスがHBであるかCBであるかが決定される。CBの天井ゲーム数は995+前兆5G、HBの天井ゲーム数は1095+前兆5G。
- レギュラーボーナスの当選は、ビッグバンモード突入への契機となる。
- ファウストに搭載されていた「W HYPER MODE」は本機には搭載されていない。
演出
小役の告知や予告音・フラッシュ・継続演出など多彩なパターンが存在。
- バウンドストップ:小役またはボーナス
- 小役のエクストラライン揃い(小山・小V):チャンス目の役目。
- エクストラゾーン:一部のリプレイおよびスイカの50%で突入。エクストラゾーンでの当選率はおよそ1/3。
- フリーズ演出:約17秒間、テトラリールによる慟哭の演出の後、ビッグセブンが出現する。レギュラーボーナス確定。
- テトラリールに悪魔像絵柄が登場し、途中でチャンスアクションに発展せず3ゲーム連続で悪魔像絵柄が出現すれば激アツ。
ボーナス
ビッグボーナス
ハイパービッグ(HB)とチャレンジビッグ(CB)の2種類。通常時の確率はそれぞれ1/2。ビッグバンモード中は100%でHBとなる。
- HB(テトラの7が赤):15枚役のナビ(押し順)が発生。平均450枚(メーカー公表値)の獲得。
- CB(テトラの7が青):3択正解時に15枚役を獲得できる。不正解時は3枚役となる。平均295枚の獲得。だが、リプレイハズシ時に左リール下段に赤7を目押しすることにより次ゲームでナビを発生させることが出来る。これを実践することにより平均320枚まで獲得枚数を増やすことが可能。
- リプレイハズシ:両ビッグ共、逆押しを行うと制御で外れる。ファウストのCBにはJACIN告知が存在しなかったが、メフィストは搭載している。
レギュラーボーナス
- ボーナス放出時の1/128で当選。単純確率で約1/24,000。正にプレミアムボーナスとなる。
- 終了後は「ビッグバンモード」へ突入。ビッグバンモード中の天井ゲーム数は40G+前兆5G。放出されたビッグは100%でハイパーとなる。平均で4000枚近く、またはそれ以上の獲得が可能。
- ビッグバンモード中はメインリール上部のメフィストランプが点灯し、ビッグバンモードに入っているのが一目で分かるように工夫されている。