ムスワティ3世
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テンプレート:基礎情報 君主 ムスワティ3世(Mswati III、1968年4月19日 - )は、スワジランドの第8代国王。本名はマコセティブ・ドラミニ(Makhosetive Dlamini)。
来歴
父ソブーザ2世の死後、ゼリーウェ王妃及びヌトンビ王妃の摂政時代を経て1986年4月25日に即位。正式に権力を掌握。アフリカ最後の絶対君主として君臨し、議会(立法権無し)を復活させながらも民主化運動を抑圧している。
国民の1/3が貧困層であるという事実を軽視し、王室費だけでは飽き足らず、僅かな国家予算にまで手をつけて自家用のセスナ機やダイムラー製の高級車、マイバッハを購入したり、13名の妻のためにいくつもの宮殿を建設したりするなど、その散財癖が各国の非難を呼んでいる。
また、処女のみが参加を許されるリード・ダンスという国王のためのダンス儀式も行われ、毎年恒例となっている。2008年のリードダンスには実に7万人もの処女が参加した。参加した女性は、国王の14番目の妻に選ばれて宮殿を賜りたいなどと発言している[1]。
日本国王ナカソネ
1986年の国王即位式の中曽根康弘首相への招待状の宛名が「日本国王ナカソネ」とされていたため話題となった[2]。
脚注
|-style="text-align:center"
|style="width:30%"|先代:
ソブーザ2世
|style="width:40%; text-align:center"|テンプレート:Flagicon スワジランド王国国王
第8代:1986 -
|style="width:30%"|次代:
(在位)
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