ミラノのドゥオーモ

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ミラノ大聖堂内部短軸方向
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ミラノ大聖堂内部長軸方向


ミラノのドゥオーモ (イタリア語:Duomo di Milano、ドゥオーモ・ディ・ミラーノ) は、ロンバルディア州ミラノの象徴である。都市の中心の同名のドゥオーモ広場に位置し、聖母マリアに献納されているドゥオーモである。 ミラノのドゥオーモは500万人のカトリック信者がいる世界最大の司教区であるミラノ大司教区を統括する首都大司教司教座聖堂であり、その大司教は2011年からアンジェロ・スコラ枢機卿が務めている。

このドゥオーモ広場の南にヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のガッレリアがあり、そのまま ミラノスカラ広場(スカラ座 )へ通じている。

歴史

ドゥオーモの最初の石は1386年に大司教アントーニオ・ダ・サルッツォとミラノの領主 ジャン・ガレアッツォ・ヴィスコンティの要求により、古代からあったサンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂の場所に置かれた。 宗教改革による中断を経て最初の石が置かれてから約500年後の1813年に完成した。 19世紀を通じて、尖塔と全ての装飾が仕上げられた。

第二次世界大戦中の1943年にミラノは爆撃を受けたが、この建物は連合国側の判断で爆撃を逃れた。そして大戦が終わってすぐ、ドゥオーモは大部分を修復されると共に、木の扉を青銅製に取り替えられた。

建築と美術

ミラノのドゥオーモは世界最大級のゴシック建築であり、5世紀もの歳月をかけて多くの芸術家によって完成された。階段またはエレベータによって聖堂の上に登ることができる。

内装

ドゥオーモの体積はフランスボーヴェ大聖堂に次いで世界で2番目で、広さもバチカンサン・ピエトロ大聖堂に次いで2番目である。

外観

ドゥオーモには135本の尖塔があり尖塔の天辺には一つ一つに聖人が立っている。一番高い位置に金のマリア像が輝いていて、昔はこのマリア像より高い位置に建物を建ててはいけないとされた。


ギャラリー

外部リンク

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脚注

  1. ルキノ・ヴィスコンティ監督の映画『若者のすべて』でドゥオーモの屋上で、絶望的になって走るアニー・ジラルドアラン・ドロン が追いかけるシーンが有名である。