ミュンヘン大橋
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ミュンヘン大橋(ミュンヘンおおはし)は、石狩川水系豊平川に架かる橋で、福住桑園通を通す。札幌市の南区と豊平区の境界にある。橋の名は札幌市の姉妹都市ミュンヘンにちなむ。1991年10月に完成し、豊平川下流に架けられた橋としては新しい。長さ171.7m、幅28.6m。
橋の構造
斜張橋。二本の主塔から斜めにケーブルを張って橋を吊る。塔の高さは橋脚上面から53.6m。車道幅16.2m、歩道は両側に各3.0m。中央の両側に、バルコニーを張り出す。夜間にライトアップされる。
橋の周辺
東が豊平区中の島、西が南区南30条にあたる。ミュンヘン大橋の東端は豊平川堤防にあるが、すぐにミュンヘン高架橋に接続して、付近の低地を越える。西岸北側に藻岩下公園という小さな公園がある。西岸南側には、土木センターなど土木開発関連の役所が並んでいる。その周辺と、東岸は住宅地である。