ミナス・モルグル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索

ミナス・モルグルMinas Morgul、呪魔の塔)は、J・R・R・トールキンの小説『指輪物語』及び『シルマリルの物語』の世界に出てくる塔の名前である。

かつてはミナス・イシルMinas Ithil、月の出の塔)と呼ばれ、ゴンドールの旧都オスギリアスの東西に立てられた塔の東側のものだった。しかしゴンドールが衰えていく中でモルドールの軍勢によって奪われ、指輪の幽鬼の首領であるアングマールの魔王の居城となった。このときこの都市はミナス・モルグルと改名され、一方西側のミナス・アノールはミナス・ティリス(守護の塔)と命名され、後にオスギリアスに代ってゴンドールの王都となった。

指輪戦争によってサウロンが滅亡した後、イシリアンの大公となった執政ファラミアはここには住まわず、ミナス・モルグルは完全に破壊されることになった。テンプレート:Asboxde:Regionen und Orte in Tolkiens Welt#Minas Morgul hu:Mordor#Minas Morgul simple:Middle-earth locations#Gondor