ボリシェヴィキ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ボリシェヴィキ(большевики: bol'sheviki、「多数派」の意)は、ロシア社会民主労働党が分裂して形成された、ウラジーミル・レーニンが率いた左派の一派。ボルシェヴィキ、ボルシェビキとも呼称される。1917年の十月革命以前から活動していた者は特にオールド・ボリシェヴィキと呼ばれる。 ボリシェヴィキはメンシェヴィキや社会革命党に比べ少数派であったが、人事と要職を握ったので「多数派」を名乗った。暴力革命を主張し、徹底した中央集権による組織統制が特徴である。その特徴は、そのまま後身であるソビエト連邦共産党へと引き継がれた。
なおドイツではボルシェヴィズムス(Bolschewismus)は第一義的にロシアの共産主義者を指し、帝政ドイツから第三帝国時代には、ドイツの社会民主主義よりさらに急進的な過激派という意味でも用いられた[1]。
脚注
関連項目
テンプレート:Communism-stubcs:Komunistická strana Sovětského svazu#Vznik strany bolševiků- ↑ 現代独和辞典 三修社