プロ・クーン
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テンプレート:出典の明記 プロ・クーン(Plo Koon)は、『スター・ウォーズ・シリーズ』新三部作に登場する架空の人物である。
概要
惑星ドーリン出身のエイリアン種族である。ジェダイ・マスターであり、ジェダイ評議会のメンバーでもある。故郷である惑星ドーリンの空気成分は他の惑星とは全く異なっているため、常に特殊なマスクとゴーグルを装着している。エピソード2ではメイス・ウィンドゥに依頼され、ジオノーシスの戦いに参加した。この時ジェダイ騎士団は独立星系連合の圧倒的なバトル・ドロイドの数の前に苦戦していたため、この戦況を覆すべく彼はキ=アディ=ムンディと共に独立星系連合の司令船へ攻撃を仕掛け、その内部にあるバトル・ドロイドの主電源を破壊する事に成功。しかしその直後にバトル・ドロイドはバックアップシステムによって再び動き出したため、2人は捕らえられてしまった(以上のシーンは映画では完全にカットされた)。2人は処刑場に引き出され、他のジェダイ共々ドロイドによって殺害されようとしたその時、ヨーダ率いるクローン・トルーパーが駆けつけたため形勢は逆転、九死に一生を得る。そしてクローン大戦が勃発すると、惑星ケイト・ニモーディアに派遣され、長らくそこでの任務に従事した。しかしアナキン・スカイウォーカーがダークサイドに堕ちダース・ベイダーに転向するにおよび、パルパティーン皇帝(ダース・シディアス)がオーダー66を発令したため、同行していたクローン・トルーパーによって搭乗機ジェダイ・スターファイターは撃墜され、爆散する愛機と運命を共にした。
かつてクワイ=ガン・ジンとは同志の間柄であったため、クワイ=ガンがジェダイ評議会のメンバー入りを果たす事を誰よりも望んでいた。