ブーシュ=デュ=ローヌ県
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ブーシュ=デュ=ローヌ県(Bouches-du-Rhône)は、フランスのプロヴァンス=アルプ=コート・ダジュール地域圏の県である。県名は「ローヌ川の河口」の意味。
県内行政区画の小史
県下には4つの郡がある。県庁所在地のあるマルセイユ郡、ほかにエクス=アン=プロヴァンス郡、アルル郡、イストル郡である。
1790年に県が成立したときにはエクス(現エクス=アン=プロヴァンス)、アプト、アルル、マルセイユ、サロン(現サロン=ド=プロヴァンス)、タラスコンの6つの区(district)に分けられていた(なお、現在のアプトはヴォクリューズ県の市)。これが、1800年にはエクス、マルセイユ、タラスコンの3つの郡に再編された(うちタラスコンの郡庁は1817年にアルルへ移転)。1981年になってイストル郡が新設された。