フリオ・メデム
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フリオ・メデム(Julio Medem, 1958年10月21日 - )はスペインのサン・セバスティアン出身の映画監督・脚本家である。
バスク大学で医学を学ぶ傍ら、映画評を書くなどしていた。卒業後に本格的に映画の世界へ。1992年に初めての長編映画を製作した。運命的な恋愛を主題とした映画を得意としていたが、近作のドキュメンタリー映画『バスク・ボール』(La Pelota vasca)では生まれ故郷であるバスク地方の独立・テロ問題などを扱い、様々な立場の人々からの大きな議論を呼ぶこととなった。
主な監督作品
- Vacas (1992)
- La ardilla roja (1993)
- Tierra (1996)
- アナとオットー Los amantes del Círculo Polar (1998)
- ルシアとSEX Lucía y el sexo (2001)
- La pelota vasca. La piel contra la piedra (2003)
- Caótica Ana (2007)
- ローマ、愛の部屋 Room in Rome (2010)
- Moving the Arts (2010)