ナキハクチョウ

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ナキハクチョウ(鳴白鳥、Cygnus buccinator)は、動物界脊索動物門鳥綱カモ目カモ科ハクチョウ属に分類される鳥類。

分布

アメリカ合衆国北西部、カナダ西部[1][2][3][a 1]

形態

全長150-180センチメートル[1]。翼長60.5-65センチメートル、メス58.5-60.1センチメートル[2]。翼開張230-260センチメートル[1]。ハクチョウ属のみならずカモ科最大種[2]。頸部は細長い[1][3]。全身の羽衣は白い[1]

嘴は大型で長い[1][3]。嘴の色彩は黒く[1]、外縁に赤やピンク色の筋模様が入る[2][3]。鼻孔は嘴の中央部に開口する[1]。気管が長く紐状[2]。後肢の色彩は黒い[1]

生態

河川湖沼湿原内湾などに生息する[1][3][4]。長距離の渡りは行わない[2][3]。英名trumpeterは鳴き声がラッパ(トランペット)のように響くことに由来する[2][4]

食性は植物食で、植物の根、種子、水生植物などを食べる[4]

繁殖形態は卵生。4-8個(平均5個)の卵を産む[2]。抱卵期間は33-37日[2]。雛は孵化してから3-4か月で飛翔できるようになる[2]

人間との関係

1970年における生息数は4,000羽と推定されている[2]

画像

関連項目

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参考文献

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外部リンク

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  1. 1.0 1.1 1.2 1.3 1.4 1.5 1.6 1.7 1.8 1.9 桐原政志 『日本の鳥550 水辺の鳥』、文一総合出版2000年、110頁。
  2. 2.00 2.01 2.02 2.03 2.04 2.05 2.06 2.07 2.08 2.09 2.10 黒田長久、森岡弘之監修 『世界の動物 分類と飼育 (ガンカモ目)』、財団法人東京動物園協会、1980年、19、22頁。
  3. 3.0 3.1 3.2 3.3 3.4 3.5 真木広造、大西敏一 『日本の野鳥590』、平凡社、2000年、92頁。
  4. 4.0 4.1 4.2 『小学館の図鑑NEO 鳥』、小学館2002年、161頁。


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