ドラケンスバーグ山脈

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テンプレート:山系 ドラケンスバーグ山脈(ドラケンスバーグさんみゃく、テンプレート:Lang-en テンプレート:Lang-afドラケンスベルヘ))は、南アフリカ共和国東部にあり、レソトを抜け南北に連なる最も高い山脈で、最高峰はレソトのタバナントレニャナ山[1](標高3482m)である。「ドラケンスバーグ」はアフリカーンス語で「竜の山々」を意味する「ドラケンスベルヘ」の英語読みで、ズールー語ではウクハランバ(「槍の障壁」)と呼ばれる。クワズール・ナタール州フリーステイト州を分ける山であるとともに、その北西の屈曲部は南アフリカとレソト国境線を形成しており、レソト領内に位置するものはテンプレート:仮リンクと呼ばれる。

位置

この山脈は、南アフリカ共和国東部に位置し、南西から北東へと約1000kmにわたってのびている。西部はオレンジ川ヴァール川に浸食されており、東部と南部には、トゥゲラ川をはじめとする多くの川が流れている。

気候

一帯には一年を通じて降雨の発生があり、冬になれば規則的にも降る。

地形

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ドラケンスバーグ山脈

地理的には、ドラケンスバーグ山脈は本来のアフリカ高原の残滓にあたり、砂岩からなる基盤岩の上に厚さ1500m以上の玄武岩の層が載っている。そのため山腹の急峻な山塊と尖峰が入り混じる山容を示す。砂岩の壁面にところどころ口を覗かせる洞窟には、サン人による洞窟壁画が多く残る。

主な山

などがある。主要な山頂は全て征服されつくしているが、小さな山頂には未制覇のものもある。


世界遺産

ドラケンスバーグ山脈の様々な自然保護区が、レソト国境に近いクワズール・ナタール州内に設定されており、これらはまとめてユネスコ世界遺産複合遺産)に登録されている。ラムサール条約登録対象となっている湿地などの自然環境と、サン人の残した洞窟壁画が多く残る考古遺跡との両面が評価されたものである。

当初の名称は「ウクハランバ/ドラケンスバーグ公園」だったが、2013年にレソトのセアラバセベ国立公園に範囲が拡大され、それに伴い名称も「マロティ=ドラケンスバーグ公園」に変更された。

脚注

  1. 1.0 1.1 1.2 講談社『世界全地図・ライヴアトラス』P.189

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