セコイア

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テンプレート:生物分類表 セコイアテンプレート:Lang-en-short学名テンプレート:Snamei)は、スギ科セコイア属の常緑針葉樹。セコイア属はセコイアのみの1属1種である。

高さ100m近くにもなる世界有数の大高木。アメリカ合衆国西海岸の海岸山脈に自生する。

セコイアスギセンペルセコイアレッドウッドアメリカスギなどとも呼ばれる。セコイアデンドロンとの対比からセコイアメスギ(当て字:世界爺(や)雌杉)とも、葉の形が似ている事からイチイモドキとも呼ばれる。

特徴

世界一の樹高を誇り、カリフォルニア州レッドウッド国立公園のセコイアは樹高世界1位から3位までを独占する。平均的な大きさは樹高80メートル、胸高直径5メートル、樹齢は400年から1300年ほどで、2200年のものが現在知られる最高齢である。厚さ30センチに及ぶ樹皮や心材の色からレッドウッドとも呼ばれる。この樹皮と木質部はタンニンを多く含み、病原菌白蟻の侵入を拒む。

この厚い樹皮は、他の広葉樹が燃え尽きてしまうような山火事の際にも木の内部を守る。北アメリカ西海岸に見られるセコイアの純林は、度重なる山火事によりできあがったものと考えられている[1]

利用

丈夫なので建材としての利用価値が高い。日本では庭園の木や記念樹として栽培されている。インディアンの作るトーテムポールの原材料でもある。

名前の由来

1821年頃にチェロキー文字を発明したチェロキー族インディアンの賢人、シクウォイア(セコイア)にちなんで命名された。

脚注

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関連項目

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外部リンク

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ro:Sequoia

uk:Sequoia sempervirens
  1. 谷本丈夫『森の木の100不思議』(社)日本林業技術協会p86