セコイアデンドロン
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テンプレート:出典の明記 テンプレート:生物分類表 セコイアデンドロン(学名:テンプレート:Snamei)は、ヒノキ科(またはスギ科)セコイアデンドロン属の巨木。セコイアデンドロン属の現生種は、S. giganteum1種のみである。
現存する最も巨大な樹木の1つ。アメリカ合衆国西海岸にあるシエラネヴァダ山脈西斜面の高地に自生し、現地では「ジャイアント・セコイア」と呼ばれている。
特徴
世界一体積が大きくなる木。樹高は80メートル以上、樹齢は1,000年以上にも及び、樹齢の最高記録は3,200年。アメリカ合衆国国立公園局により、カリフォルニア州のセコイア国立公園及び農務省森林局により、シエラネヴァダ山脈内に点在するセコイア・ナショナル・モニュメントにおいて保護されている。
別名
ジャイアントセコイア、セコイアオスギ(世界爺雄杉)などとも呼ばれる。メスギ(雌杉)はセコイア(レッドウッド)のこと 。かつてはセコイア属に含められ、Sequoia giganteum とされていたが、1939年に新属セコイアデンドロン属に移された。そのため、単に「セコイア」という場合はセコイアと同時に、この樹についても言及されていることがある。 テンプレート:-